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保育園のお散歩カーをヤマハが電動アシスト化 避難時にも
2026年8月25日 11:04
ヤマハモーターエンジニアリングは、ベビーカーの老舗企業・五十畑工業とともに、電動アシストお散歩カー「てくてくスワニー」を共同開発した。9月から受注を開始する。
保育現場でのカート移動の身体的負荷を解決するために、消防業界向けの電動アシストホースカーの技術を応用した。消防用電動アシストホースカーでは迅速な動きを重視していたが、電動アシストお散歩カーは保育現場で働く誰もが「簡単に操作できる」ことを追求し、2年半にわたり保育士へヒアリングを行ない6台もの試作車が開発された。
7月下旬には、最終試作品での試走を実施。園児が乗車した状態を想定し、試走するカートには約70kgの重りを搭載した。園前の急な坂道でカートを試走した女性保育士は「自分の体と一体になって動いてくれて今までの10%くらいの力で動かすことができました。足腰の疲労がかなり軽減しそう」と語ったという。
電動アシスト自転車ではペダルを漕ぐ力をアシストするが、電動アシストお散歩カーでは押す・引く・曲がる・停まるといった動作をモーターの力で強力にアシストする。通常の保育現場では園児6~8人を乗せて移動するお散歩カーだが、緊急時の避難用として防炎シートとノーパンクタイヤが標準装備となっている。
オープン、4シート、6シートのラインナップで、1~3歳の園児が6~8人乗車可能。耐荷重は90kg。登坂可能角度は12度、アシストの上限速度は6km/時、1充電あたりの走行可能距離は約15km。本体サイズは79×107×101cm(幅×奥行き×高さ)で、重量はオープンタイプが52kg、4・6シートタイプが54kg。



