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12年保存できる防災電池、小林薬品

RABLISS 防災電池 単一形「KO407」と単二形「KO408」

小林薬品は、12年保存可能なアルカリ乾電池「RABLISS 防災電池」を発売した。ラインナップと価格は、単一形「KO407」の10本入が2,500円、単二形「KO408」の10本入が2,200円。なお同社は既に単三形と単形を発売している。

今回の単一形と単二形の発売により、防災電池シリーズのラインナップは、既発売の単三形と単形と合わせて4モデルになる

液もれを抑制するために重要な役割を担う「ガスケット」に、耐久性の高い新素材を採用し、長期保管中の液もれを防ぐ。また導電性向上の目的で、内部の導電膜を強化。長期保存後でも高い放電性能を維持する。

「ガスケット」に、耐久性の高い新素材を採用
内部の導電膜を強化し、導電性向上を図っている

なお同社は、乾電池の備蓄目安を示している。それによれば、単三形乾電池の場合、ライトとラジオに5本の乾電池が必要なほか、スマートフォンの充電用として12本、計17本を備えておくことが望ましい。

また保管は、直射日光や高温多湿を避けられる場所で行なう。保管温度は10〜25℃が適温で、30℃を超えないようにする。乾電池はライトなどの機器に入れっぱなしにしていると、電池の消耗や液もれが発生するおそれがあるため、機器から取り出して別々に保管する。

そのほか、使用推奨期限内に使い始めることも大事。推奨期限を過ぎると、持続時間が短くなったり、液もれの原因になるとする。