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三菱が人の感情を可視化、エアコン霧ヶ峰の技術を応用
2025年10月6日 14:39
三菱電機は、集中度や眠気度といった人の感情を可視化し、オフィス環境や働き方の改善に活用できる法人向けサービス「エモコ分析サービス」の提供を10月に開始する。
ルームエアコン「霧ヶ峰」で培った感情推定技術を応用した新サービス。集中度や眠気度などの人の感情を可視化した「感情推定データ」や体動数、睡眠レベルなどのバイタルデータ、温度や湿度、CO2濃度などの環境データを配信する。
感情推定データは、バイタルセンサー「エモコアイ」を搭載した「エモコセンサーユニット」を使用し、非接触で取得したデータを独自のアルゴリズムを用いて「エモコ分析クラウド」上で分析したもの。この感情推定データや環境データを最短1分ごとに配信することで、精度の高い現状把握が可能としている。
これらの取得データを活用し、例えば、従業員の集中度合いを出社時と在宅時で比較し、よりよい働き方となる出社頻度を提案したり、生産性の高い時間帯や座席による違いなどを特定したりすることで、最適なオフィス環境を構築できるという。
エモコセンサーユニットの本体サイズは145×38×43mm(幅×奥行き×高さ)。重量は110g。エモコアイの測定可能距離は0.5〜5m。電源はUSB Type-C給電。




