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シャープ、風に含まれるカビ菌を約99%低減したプラズマクラスターエアコン

プラズマクラスターエアコン「Xシリーズ」

 シャープは、吹き出す風に含まれるカビ菌を約99%低減する、フラグシップモデルのプラズマクラスターエアコン「Xシリーズ」9機種を、12月11日に発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は23万円前後~35万円前後(税抜き)。

 高濃度プラズマクラスター25000で部屋の空気を浄化するほか、吹き出す風に含まれるカビ菌を約99%低減する「風クリーンシステム」を搭載したルームエアコン。

 Xシリーズでは、ほこりや湿気、空気の停滞などのカビ発生の原因となる状態を防ぐ「風クリーンシステム」に、「掃除アシストブラシ」を追加。エアーフィルターの内部に入り込んだほこりや油汚れを押し出し、ほこりの侵入を抑える。フィルターの自動掃除により、当社比約1.3倍のほこりを捕集することができるという。

風クリーンシステム

 また、エアコンを使用していないときにカビが発生しやすい温度(20℃以上)や湿度(70%以上)になると、自動的にファンが逆回転し高濃度プラズマクラスターイオンが充満してカビ菌の発生を抑制。これにより、「風クリーンシステム」を搭載していない機種と比べ、吹き出す風に含まれるカビ菌が99%低減するとしている。

 吸い込み口と送風ファン、風を作り出す3つのルーバーを大きくし、より効率的に広範囲に温風を送ることができ、省エネ性能も約5.8%向上したという。

 衛生面では、吹き出し口周辺のルーバーを完全に取り外し、水洗いすることが可能。吹き出し口も凸凹の少ない構造になっているため、手軽に内部の拭き掃除ができる。

吹き出し口周辺のルーバーを取り外せる

 室内機のサイズは、798×370×295mm(幅×奥行き×高さ)。おもに23畳用の暖房能力は8.5kW、冷房能力は7.1kW。カラーはホワイト系。

鈴木 恵理