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“イタリアらしさ”を感じられるデロンギの調理家電「ディスティンタコレクション」

 デロンギ・ジャパンは、マットメタリックカラーを採用した調理家電シリーズ「ディスティンタコレクション」から、「電気ケトル KBI1200J」と、「オーブン&トースター EOI406J」を10月1日より発売する。希望小売価格は順に、12,000円(税抜)、18,000円(税抜)。

左から「オーブン&トースター EOI406J」と、「電気ケトル KBI1200J」
エレガントで飽きのこないデザインに、マットメタリックカラーを組み合わせた
「ディスティンタコレクション」はグローバルで展開する。日本ではその中からオーブン&トースターと、電気ケトルを展開

 洗練されたデザインで、キッチンを上質な空間に演出するという「ディスティンタコレクション」の調理家電。同コレクションは、デロンギが世界共通で展開するもので、国に合わせて発売する製品は異なるものの、デザインやコレクションのイメージなどは共通となる。世界で製品を展開するデロンギでは、デザインに注力しており、製品開発段階から、技術者とデザイナーが共同で作業を進める。

左から、デロンギのシニア・デザイナーのFrancesca Cester(フランチェスカ チェスター)さん、デザイナーのElisa Romanetto(エリザ ロマネット)さん

 デロンギのシニア・デザイナーのFrancesca Cester(フランチェスカ チェスター)さんは、デロンギのデザインに対して次のように語った。

 「デロンギのデザインというのは、デロンギらしさを非常に重要としています。イタリアらしいコンセプトだけでなく、細部に至るまでの美への意識が大事。私たちは、常に世界のデザインを追求しており、カテゴリー分析はもちろん、様々な分野のトレンドを理解することを重要視しています。デザインを決めて行く上では、トレンドを盛り込みながらも、その製品がどこの国で発売されるかというのをとても意識しています。例えば、日本ではどのようなデザインが好まれているのかを研究しながら、その中にイタリアらしさ、つまりデロンギのアイデンティティを盛り込んでいます」

 一方、「ディスティンタコレクション」のデザインを担当したElisa Romanetto(エリザ ロマネット)さんは、今回のデザインについて「イタリアの伝統的な文化を連想させるようなクラシカルなデザインながら、四角と丸を組み合わせることで過去と現在を表現しています」と話した。

 製品は、フューチャーブロンズ、スタイルコッパー、エレガンスブラック、ピュアホワイトの4色展開となる。

電気ケトルの上部、注水口は四角いが底部は丸いデザイン
4色展開。左上から、時計回りにスタイルコッパー、ピュアホワイト、エレガンスブラック、フューチャーブロンズ

 「電気ケトル KBI1200J」の容量は1L。本体上部の注水口には取り外し可能な四角いフタが備えられている。注水口が広いため、中までお手入れしやすいほか、取っ手側には目盛りの付いた水量計を備え、注水量が確認しやすい。

 本体サイズは215×165×205mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は0.9kg。消費電力は1,200W。

使用イメージ
本体側面の水量計
上部のフタは取り外し可能

 「オーブン&トースター EOI406J」は、本格的なオーブン料理にも対応するほか、毎日のトースターとしても使える点が特徴。食パンが一度に4枚焼ける広さを備え、庫内容量は8.5L。調理モードはオーブン、グリル、保温の3つ。45分までのタイマー機能も用意し、いずれも操作はダイヤルで行なう。

 ワイヤーラック、オイルプレートのほか、ピザストーンも付属する。

 本体サイズは435×345×220mm(同)で、重量は5.2kg。最高設定温度は220℃で、消費電力は1,100W。

製品本体
扉を開けたところ
ピザストーンとプレートが付属する

阿部 夏子