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妖怪ウォッチから人が乗れる巨大ロボットまで! 東京おもちゃショー2015
(2015/6/22 14:21)
国内最大規模の玩具見本市、東京おもちゃショーが6月18日~21日まで行なわれていた。会場の東京ビッグサイトには、最新おもちゃが集まった。
妖怪ウォッチの最新作は、SDカードに対応
会場の注目が高かったのは、昨年200万個販売する驚異的なヒットを記録したDX妖怪ウォッチの最新作「妖怪ウォッチU プロトタイプ」4,200円(税抜)。13年の「DX妖怪ウォッチ」、14年発売の「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」に続く3つめの「DX妖怪ウォッチ」となる。以前のすべてのメダルに対応。すべてのメダルで新サウンドが楽しめる。
さらにSDカードにも対応。召喚サウンドの更新などができるようになった。
妖怪メダルの新シリーズとなる「妖怪ウォッチバスターズ」7月下旬発売、価格200円(税抜)もお目見え。こちらは7月11日に発売される新作ニンテンドー3DS用ソフト『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』4,600円(税抜)との連動がパワーアップ。メダルを3DSで読み取ることで、メダルの妖怪がガチャで出やすくなるガチャコインが手に入るなど、従来よりもメダルごとに特性が表れるアイテムが出現するようになるという。7月の新作ゲーム発売で、これまで小学生がメインだったターゲット層の引き上げを狙う。
スター・ウォーズ関連のおもちゃが豊作!
そんな子供向け玩具の新作とともに目を引いたのが、今年12月に新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開を控えるスター・ウォーズ関連の商品。各社がさまざまなラインナップを展開。特に目を引いたものを何点か紹介する。
音楽に合わせステップを踏むように行進する7月に発売されるタカラトミーの「STAR WARS スペースオペラ」。7種類のキャラクターが用意され、それぞれに3曲のスターウォーズのテーマ曲と3つのセリフが入っている。連結することで足並みをそろえて行進することが可能だ。ストーム・トルーパーを連結することで、ごらんのような大行進状態に! 価格は2,700円(税抜)。
バンダイナムコゲームズが「プレミアムバンダイ」での受注受付を開始したのは、価格456万円!(税込)、重量365㎏のコックピット型アーケード筐体「スタ-ウォーズ:バトルポッド」だ。ドームスクリーン型コクピットに搭乗して、映画に登場するさまざまな戦闘機を操縦することで映画の世界に入り込んだような臨場感や浮遊感を体験できる。
CCPの直径81㎜のラジコンヘリ「ナノファルコン」にも、スター・ウォーズバージョン「キャラファルコン スター・ウォーズ」が登場! このデフォルメ感がたまらない! 8月1日発売予定。価格は5,980円(税抜)
サンダーバードや人が乗れる巨大ロボットも
スター・ウォーズ以外の大人向けキャラクターものでは、8月からNHKで新シリーズが放送される「サンダーバード」の関連商品が目を引いた。タカラトミーが力を入れており、10月発売予定の「サンダーバード トミカ」は価格700円(税抜)とは思えないクオリティ。他にもさまざまなホビー展開を予定しているという。
バンダイの「天空の城ラピュタ」に登場する小型飛行機フラップターのフィギュアも注目を集めていた。作中では主人公パズーが、空中海賊団ドーラとともにこの機体に乗って、囚われたシータを助けだした。ディスプレイスタンドを兼ねたスイッチボックスを使って、羽根の羽ばたきや、ヘッドライトが点灯するなどのギミックを稼働できる。この日から「プレミアムバンダイ」で受注が開始された。価格は12,960円(税込)。
6月20日に発売された赤外線コントローラーで走行&銃撃バトルが楽しめるロボットホビー「ガガンガン」価格4,200円(税抜)のブースでは、水道橋重工が開発する人が搭乗して操縦できる全長約4m、価格1億2,000万円の巨大人型ロボット「クラタス」(amazonでも販売中)のコラボモデルが登場。というわけで、本物の「クラタス」がビッグサイトに出現! なんと実際に人が乗り込んで、起動させる公開デモンストレーションが行なわれていた。こちらも少し趣向を変えた、大人向け展開といえるだろう。
スマホで操作できる「トランスフォーマーロボット」
タカラトミーのブースでは数年前から自動変形トランスフォーマーが参考展示されていたが、今年は格段に進化していた。大型の完全変形ロボットの開発を行なっているアステラック株式会社、株式会社BRAVE ROBOTICS(ブレイブロボティックス)と、タカラトミーのトランスフォーマーチームとの共同プロジェクトとして出展されていたのは、「バンブルビーツーオー」。
巨大人型ロボット「クラタス」と、同様のロボット制御ソフト「V-Sido」が使用されており、スマホで操作、トランスフォームが手軽に行なえる。こちらは2年後をめどに賞品化に向けて開発を進めており、価格は10万円を切るのが目標だそうだ。
さらにスゴイのは、特別展示されていた1.3mサイズの「バンブルビークオーター」。こちらも「V-Sido」が使用されている。なんと2020年までに、本物の車から完全変形するロボットを開発しようとしているという。
ビックリマンの人生ゲーム!?
今回は、他にも大人向けの新作ホビーが多く出展されていた。6月25日発売の「ビックリマン人生ゲーム」はパッケージからすでにビックリマン! 内箱はウエハース型という懲りようだ。ビックリマンの人生って・・・・・・と少し不安になるが、ゲームではプレイヤーが天使となり、ビックリマンポイントを集めながら、ゴールとなる新天地「次界」を目指すという「天使VS悪魔」シリーズを元に作られたストーリーが楽しめる。
1~16弾までの、懐かしの人気キャラを採用したビックリマンカードが108枚も付属。ゲーム中盤からはこのカードのトレード合戦が始まり、子供時代に熱くなったシール交換がよみがえる! ビックリマンのイラストレーターが描き下ろしたヘッドロココのでかシールが付属、デザインは3パターンあり、なにがでるかはお楽しみだ! 価格は5,800円(税抜)。