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amadanaから、ユーザーとアイデアを共創する「amidus」事業部が独立

「amidus株式会社」ロゴ

 amadanaは、同社のスマートプロダクツ共創エンジン「amidus(アミダス)」事業部を独立させ、5月15日に「amidus株式会社」として業務を開始する。代表取締役社長は田渕淳也氏。

 amidusは、新たなマーケティングエンジンを生み出す事業会社。一社単独ではマーケティングが完結しない時代を背景に、商品開発のプロセスをすべてオープンにし、クリエイターやユーザー、企業が共創しながらアイデアを形にしていくという。

 amidusはこれまで、amadanaのプロジェクトの1つとして進行してきた。これまでに、家具の中にコードを通し、テレビやパソコン、照明などを一体化して見せる「電気の通ったシステムユニット」を開発している。新会社立ち上げにあたり同プロジェクトは、新ブランド「Transight(トランサイト)」としてスタートする。

 また、5月15日には、トランサイトのプロトタイプを展示する「プロジェクトオフィス」を南青山に設立。amidusの情報発信の拠点でもあり、新たな体験や熱狂的なムーブメントを発信していくという。

 このほか、視覚障害者の白杖と連携する肩上ロボットも開発中。白杖と連携するデバイスで、視覚障害者と社会が繋がりやすくするために生まれた発想としている。6月末~7月上旬のプロトタイプの完成に向け、デザイン検討を進行中。

5月15日に設立される「プロジェクトオフィス」イメージ図
家具と家電を一体化させる「電気の通ったシステム」を展示

西村 夢音