灯りと音楽を融合したオーディオシステム「Relit」

　ヤマハは、「暮らしに寄り添うオーディオ」をテーマとした、ライティングオーディオシステム「Relit(レリット)」シリーズの新製品2モデルを、インテリアショップなどで11月中旬より順次発売する。税抜の希望小売価格は持ち運び型の「LSX-70」が45,000円、据え置き型の「LSX-170」が60,000円。いずれも、サンライトゴールド、ダスクブロンズ、ナイトブラックの3色のカラーを展開する。

LSX-70。左からサンライトゴールド、ダスクブロンズ

LSX-170。左からナイトブラック、サンライトゴールド

　スマートフォンやタブレットなどからBluetoothを経由して音楽を再生する機能と、インテリアの間接照明としての機能が一体となったライティングオーディオシステム。部屋の隅や棚の上などに設置することで、間接照明の柔らかな光と、音楽の両方を楽しめる。両モデルとも、本体上部の反射板が音と光を拡散する。

　ライティングオーディオシステム「Relit」シリーズは、和らいだ光、響きゆく音など、そのインテリア性の高さ、音の良さで高く評価されているという。

　それぞれ、LSX-70は4個、LSX-170には11個のLEDライトを搭載。部屋の明るさに合わせてLSX-70が5段階、LSX-170が10段階で照度を調節できる。なお、LSX-70の照度は、ACアダプターに接続している時だけ調整できる。光源寿命は約36,000時間。

本体の上部にある反射板が音と光を反射する

LSX-70の操作部。背面にある

LSX-170の操作部。正面にある

DTA CONTROLLERでは、音質や照度を調整できる

　また、無料のiOS/Androidアプリ「DTA CONTROLLER」では、音量や照度などを調整可能。タイマーを設定した時間にライトと音楽をON/OFFする「スマートタイマー」を搭載する。スマートタイマーでは、「音楽再生+ライトアップ」「音楽再生のみ」「ライトアップのみ」の3パターンを選べる。

　BluetoothはVer.2.1+EDRに準拠し、対応プロファイルはA2DP。対応コーデックはSBC/AAC/aptX。コンテンツ保護規格はSCMS-T方式に対応する。通信距離は最大10m。

　LSX-70の本体サイズは94×94×241mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は950g。消費電力はライトのみ点灯で10W。バッテリーの容量/電圧は2,900mAh/3.6V。充電時間はスタンバイ時が約4時間、システムオン時が約7時間。稼動時間は音楽再生のみで約8時間、音楽再生と照明ONで約3.5時間。ACアダプターが付属する。

　LSX-170の本体サイズは271×271×290mm(同)。本体重量は3.3kg。消費電力はライトのみ点灯で15W。リモコンが付属する。