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カセットガスストーブにハイパワータイプと省エネタイプ登場
(2014/8/21 15:34)
岩谷産業は、カセットガスを燃料とする暖房器具3機種を発表した。
カセットガスストーブは、2011年の発売以来約16万台を集荷したヒット商品となっており、今年はハイパワータイプの追加と、メイン機種のモデルチェンジが行なわれた。
最大5畳まで対応するハイパワーモデル
「カセットガスストーブ・ハイパワータイプ CB-STV-HPR」は、木造住宅で約4畳、鉄筋コンクリート住宅で約5畳まで対応する屋内専用のストーブ。9月1日発売で、希望小売価格は20,000円(税抜)。
新開発の「熱溜め燃焼筒」と「ステンレス反射板」の搭載により、前面の広い範囲に熱を輻射し、部屋全体を温めるという。小型石油ストーブ並の暖房力があり、石油暖房が使用できない共同住宅などに適している。
ガス消費量は約98g/hで、カセットガス1本で約2時間30分使用できる。発熱量は約1.35kW(約1,150kcal/h相当)。
本体サイズは349×280×408mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.1kg(カセットガス含まず)。
安全装置として、立ち消え安全装置、転倒時自動消火装置、不完全燃焼防止装置、圧力感知安全装置を備える。
エコモードが付いて3時間20分使えるメイン機種
「カセットガスストーブ・EX CB-STV-EX」は、販売の主力となる屋内専用モデル。 8月1日から発売中で、希望小売価格は16,000円(税抜)。
新たにガスの消費量を抑える「エコモード運転機能」が追加された。標準モード時に約76g/hであるガスの消費量を、エコモードにすることで約64g/hまで抑える。カセットガス1本で約3時間20分使用できる。
本体のデザインもホワイトをベースにしたスタイリッシュなものに変更された。
発熱量は約1.0kW(約900kcal/h相当)で、木造住宅で約3畳、鉄筋コンクリート住宅で約4畳まで対応する。
本体サイズは311×208×299mm(同)、重量は約2.6kg(カセットガス含まず)。ハイパワータイプと同様の安全装置を備える。
屋外専用のアウトドアヒーター
「カセットガスアウトドアヒーター CB-ODH-1」は、屋外専用のカセットガスヒータ。キャンプや釣り、庭仕事、日曜大工などの用途を想定している。
「球状バーナー」と「パラボラ形リフレクター」の組みあわせで、正面方向に強い暖房効果を発揮する。また、アウトドア初心者に配慮し、マグネットによるカセットガスの着脱や、レバーをひねるだけの着火装置など、カセットガスコンロと同様の使いやすさを備えた。
9月20日発売予定で、希望小売価格は16,000円(税抜)。本体色はグリーン(GR)とオレンジ(OR)。
カセットガス1本で約3時間28分使用できる。また、低温時に対応した「イワタニカセットガスパワーゴールド」や、小容量で軽量な「イワタニカセットガスジュニア」も使用できる。
258×208×294mm(同)、重量は約2.1kg(カセットガス含まず)。安全装置として、立ち消え安全装置、転倒時自動消火装置、圧力感知安全装置を備える。