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パナソニック、消費電力をカットする新機能を搭載した"おどり炊き"炊飯器
(2014/8/4 15:11)
パナソニックは、可変圧力による「おどり炊き」機能を搭載した炊飯器「可変圧力IHジャー炊飯器 SR-PX104/184」を、9月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、5.5合炊きの「SR-PX104」が67,000円前後、1升炊きの「SR-PX184」が70,000円前後。いずれも税抜き価格。
加圧と減圧を繰り返して、米をかき混ぜながら加熱する「可変圧力IHおどり炊き」技術を採用した炊飯器。IHヒーターを側面や底だけでなく「ふた」にも採用した「全面発熱5段IH」技術と組み合わせることで、圧力ならではのもちもちした味わいが特徴。
今回発売されるモデルには、消費電力をカットする「エコナビ保温」機能が新たに追加された。同機能は、内蔵センサーが保温ごはんの量に応じて、保温中の電力量を自動でコントロールするというもの。
内釜には、かまど炊きの美味しさを再現した「ダイヤモンド竈(かまど)釜」を採用。発熱性と蓄熱性に優れた素材を組み合わせている。
炊飯コースでは、冷凍用ごはんや銀シャリコース、少量炊飯コースなど、さまざまな炊飯機能を用意する。通常より時間をかけてふっくらとしたごはんを炊く「銀シャリコース」では、「もちもち」や「かため」「やわらか」など、好みに合わせて炊き分けることができる。うまみ成分である「おねば」を、シャワー効果で釜全体に行きわたらせる「うまみ循環ユニット」も搭載する。
本体サイズは、SR-PX104が258×383×234mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.9kg。消費電力は約1,200W。SR-PX184が、286×416×266mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約7.1kg。消費電力は約1,400W。炊飯時間はどちらも、通常の銀シャリコースが52分、銀シャリかためコースが48分、銀シャリやわらかコースが54分。本体カラーはステンレスブラック。
また、可変圧力IHおどり炊き機能、エコナビ保温機能を搭載した下位モデルとして、「SR-PA104/184」と「SR-PB104/184」の4機種も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、SR-PA104が48,000円前後、SR-PA184が51,000円前後。SR-PB104が38,000円前後、SR-PB184が41,000円前後。いずれも税抜き価格。
どちらも全面IHが4段になり、内釜はダイヤモンド銅コートを採用している。「うまみ循環ユニット」は、SR-PA104/184には搭載するが、SR-PB104/184では省略されている。