九州南部が梅雨明け

　気象庁は、九州南部が16日ごろに梅雨明けしたとみられると発表した。1981年から2010年までの観測値による平年値よりも2日、昨年よりも8日遅い。

　この場合の九州南部は、鹿児島、宮崎の2県を指す。なお、沖縄県と奄美群島は、すでに梅雨明けしている。

　今年の梅雨は雨が多く、九州南部の各地域でも平年を上回る降水量を記録した。たとえば、鹿児島は平年値が616mmのところ914mm、宮崎は564mmのところ766mm、屋久島は892mmのところ1,412mmとなっている。

　梅雨明けにより、本格的な夏が近づいており、衣類や季節家電なども夏用に切り替える時期となっている。