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サーキュレーター兼用の2WAYになった高級扇風機「SIENTμ」

コンパクトでサーキュレーターも兼ねた「SIENTμ」

SIENTμ(サイエント ミュー)
7枚羽根は斜流ファン付きとなった

 東芝ホームアプライアンスは、サーキュレーターとしても使用できるDCモーター扇風機「SIENTμ(サイエント ミュー) F-DPS20」を4月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20,000円前後(税抜)。

 高級扇風機SIENTシリーズの新製品。従来機種がリビング扇だったのに対して、一回り小さくコンパクト扇となっている。

 左右最大180度、上下最大100度の「立体ワイド首振り」機能により、上方向にも風を送れるようになった。これにより、サーキュレーターと扇風機を兼ねた「2WAYコンパクト扇」と称している。

 従来のSIENTの特徴であるDCインバーターモーターを引き継いでいる。もう一つのSIENTの特徴である7枚羽根は、中央部分に斜流ファンが設けられ、よりなめらかな風を送り出すとしている。

 本体サイズは270×270×532~647mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.8kg。消費電力は1.5W~16W。運転音は17dB~44dB。本体色はグランホワイト。

1mを越える位置まで羽根を上げられる「SIENT」

SIENT F-DLS1000
左がSIENT、右がSIENTμ。大きさはかなり異なる

 リビング扇のSIENTシリーズも新機種「F-DLS1000」となった。価格はオープンプライス、店頭予想価格は30,000円前後。

 斜流ファン付き7枚羽根、DCインバーターモーターなどを備える。首振り角度は左右180度、上下20度で、上を向いてサーキュレーターとして使うことはできない。

 本体サイズは370×370×799~1,089mmで、約1.1mの高さまで羽根の位置を上げることができる。重量は約5.7kg。消費電力は2W~16W。運転音は15dB~41dBでSIENTμよりも静かになっている。本体色はグランホワイト。

 昨年のSIENTシリーズには、バッテリーを内蔵して停電時にも動作する機種があったが、今年は用意されない。

伊達 浩二