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フィリップス、高齢者の転倒を自動通報するセットを家電量販店でも販売

フィリップス緊急通報サービス 通信機本体(左)とペンダント(右)

 フィリップス・レスピロニクス合同会社とカジタクは、高齢者の転倒を自動で知らせる緊急通報サービス「家事玄人(カジクラウド) りんりん安心緊急通報パック」を、9月26日より、家電量販店のビックカメラとコジマの一部店舗で販売する。販売価格は12,600円。

 家事玄人 りんりん安心緊急通報パックは、フィリップスが開発した高齢者向け緊急通報サービス「フィリップス緊急通報サービス」を、3カ月のお試しパックとして提供するもの。同サービスはこれまで、病院や介護施設で患者へ紹介されるほか、イオングループの店舗で販売されていたが、今回はビックカメラとコジマという家電量販店で扱われることとなった。

 利用方法は、専用の通信機を自宅の固定電話に接続し、首から付属のペンダントを提げる。転倒や転落などが起こり、救助が必要な時に、ペンダントのボタンを押すことで、24時間365日開設されているフィリップスのコールセンター「安心サポートセンター」に通報が届けられる。

 通報後はサポートセンターの応答員が、通信機のスピーカーからユーザーに対し安否を呼びかけ、状況を判断する。協力者の駆けつけが必要な場合は、予め登録してある協力者の電話番号に対し、救助を要請する。場合によっては救急隊員の要請も行なう。

 また、転倒時にペンダントのボタンが押されなかった場合は、転倒から約30秒後に、自動的に安心サポートセンターへ通知される。

 通信機本体とペンダントは3カ月間のレンタルとなり、使用開始4カ月目からは、月額3,980円が必要となる。サービス対応エリアは一部地域を除く全国。

 販売店舗は、ビックカメラが池袋本店/有楽町店/新宿西口店/新宿東口店(ビックロ)/赤坂見附駅店/立川店/新横浜店/柏店/名古屋駅西店/なんば店。コジマがNEW盛岡店/NEW用賀店/NEW相模原店/NEW横須賀店/NEW船橋店/NEW柏店/NEW甲府店/NEW静岡店/NEW茨木店/コジマ×ビックカメラ小倉店/コジマ×ビックカメラ八幡店。

 家事玄人は、カジタクが提供する家事代行サービスパックシリーズ。緊急通報パックのほか、ハウスクリーニングや衣類クリーニング、ふとん丸洗いサービスなどを、ビックカメラにて販売している。

正藤 慶一