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フジ医療器、100万円超の最高級マッサージチェア
(2013/8/29 00:00)
フジ医療器は、同社の創業60周年を記念した100万円超の最高級のマッサージチェア「AN-60」2機種を受注生産する。注文は、同社の直販サイト「フジ医療器モール」で、9月2日より2014年末までの期間限定で受け付ける。
ラインナップは、黒の本革を使用した「Anniversary Premium Model AN-60(以下、Premium Model)」と、ピンクカラーの「Anniversary Colored Model AN-60(以下、Colored Model)」の2機種。販売価格は、本革のPremium Modelが105万円、合皮のColored Modelが60万円。なお、Premium Modelの納期は受注後3カ月。ピンクカラーのColored Modelは、予約台数が100台を超えた場合にのみ、正式に商品化する。
いずれも機能面では、今年7月に発表された同社のマッサージチェアの最上位モデル「サイバーリラックス マッサージチェア AS-960」(オープンプライス、店頭予想価格47万円)と同じで、素材とデザインのみが異なる。
特徴的な機能としては、フラットに近い状態までリクライニングできる「ベッドポジション」を採用。新開発の独自フレーム機構によって、設置スペースをとらずに、体をリラックスした状態に倒せる。
マッサージ機能は、揉み玉をより低速で制御できるようになった。揉み玉を動かすスピードを変化させながら、上下、左右、前後にコリをじっくりほぐすという。
さらに、通常15分の自動コースに“業界初”の30分の運転を行なうマッサージコース「ソムリエコース」を追加。揉み玉とエアーバッグの刺激を組み合わせ、スローマッサージや各種のもみ技、足腰を伸ばすストレッチなどを一通り味わえる。
Premium Modelの本体サイズは800×1,370×1,180㎜(幅×奥行き×高さ)。リクライニング時のサイズは800×1,920×720mm(同)。本体重量は約97kg。定格時間は30分。消費電力は165W。
フジ医療器によると、20万円以上の高価格帯のマッサージチェアの販売台数は伸長を続けており、2013年は更なる需要増が見込まれるという。