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フィリップス、洗顔できるシェーバー
~別売りの洗顔ブラシで皮脂を除去しテカリを抑える
(2013/8/8 15:48)
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、洗顔ブラシが使えるシェーバー「センソタッチ3D」シリーズ4機種を、9月上旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は22,800円~34,800円前後。
センソタッチ3Dは、同社のシェーバーでは最上位に当たるシェーバー。基本的なシェービング性能は従来モデルから継承されており、3つのシェービングヘッドが内と外に曲がって顔の曲線にフィットする「独立可動3Dシステム」や、ヒゲを根本から引き上げて深剃りする「スーパーリフト&カット機能」などの機能を備える。
今回の新製品では、シェーバーヘッドに替えて本体に取り付けられる専用アクセサリー「洗顔ブラシ」が使用できる点が特徴。使用方法は、洗顔料を顔または洗顔ブラシに付けて泡立てた後、ブラシを肌に軽く当て、円を描くように動かす。
ブラシは毛穴よりも小さい直径50μmの極細毛を採用。毛穴の奥の皮脂まで掻き出せるよう、1分間に約250回転する。顔の表面の余分な皮脂を効果的に除去し、手による洗顔よりも肌のテカりを抑えるという。また、シェービング前に洗顔ブラシを使うことで、より効果的かつ衛生的にシェービングできるという。
洗顔ブラシは本体セットには含まれず、別売りとなる。ブラシ台座とブラシがセットになった「RQ585/51」の価格はオープンプライス。店頭予想価格は3,480円。このほか、交換用のブラシとして、ブラシ3本入りの「RQ563/51」、ブラシ1本の「RQ560/51」も用意される。店頭予想価格は順に3,480円前後、1,480円前後。
本体に付属のアクセサリーとしては、ヒゲの長さが整えられるトリマー「ヒゲスタイラー」が用意される。同社ではセンソタッチ1台で、シェービング、トリミング、スキンケアができ、男性のフェイスケアを総合的にサポートするとしている。
本体カラーには、一部の機種において、同社が行なった消費者調査で「売り場で目を引く」「他のカラーよりも購買意欲が高い」というメタリックレッドを採用する。
洗浄充電器付きの「RQ1275ACC」の本体サイズは58×70×164mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は175g。電源は単三形リチウムイオン電池で、使用時間と充電時間はいずれも約1時間。充電時の消費電力は5W。IPX7基準の防水性能も備える。洗浄充電器の本体サイズは113×123×167mm(同)。本体カラーは「シルバー×ブラック」。
センソタッチ3Dの下位モデルとして、独立可動3Dシステムなどが省かれた「センソタッチ2D」シリーズも同時に発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、ヒゲスタイラーと洗浄充電器がセットになった「RQ1175ACC」が19,800円前後、シェーバー本体のみの「RQ1180A」が12,800円前後。センソタッチ2Dでも別売りの洗顔ブラシが取り付けられる。
さらに下位モデルとして、IPX7基準の防水性能を備えることで、浴室での使用に適した「アクアタッチ」シリーズ4機種、防水性能を省いた廉価モデルの「パワータッチ」1機種も、同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、アクアタッチが5,980円前後~9,980円前後。パワータッチが4,980円前後。いずれも洗顔ブラシは取り付けられない。