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高野山 総本山金剛峯寺にダイソンのエアマルチプライアーを30台設置

~“夏の参拝者のお迎えに適した製品”として開発理念に共感

 ダイソンは、羽根のない扇風機として知られる「エアマルチプライアー AM02」が、和歌山県高野町にある高野山 総本山金剛峯寺内において「涼をとるため」の製品として設置されることを発表した。

「エアマルチプライアー AM02」設置イメージ
使用イメージ

 高野山は、弘法大使空海が招来した密教を多くの人にために役立てるべく、僧侶が日々活動する場で、2015年(平成27年)に開設1200年を迎える。東日本大震災以降、社会における環境問題への関心が高まる中で、日本の伝統宗教の立場から積極的に環境問題、エネルギー問題に対して発信を続けているという。

 今回、高野山 総本山金剛峯寺がダイソンのエアマルチプライアーを選んだ理由としては、製品のユニークさに加えて、技術の革新性とダイソンの開発理念に共感したことを挙げる。寺内には約30台のエアマルチプライアーが設置され、7月上旬より参拝者や僧侶の生活で「涼をとる」ために使用される。

 エアマルチプライアーは、「問題解決」をコンセプトとするダイソンの研究開発の中から生まれた製品で、独自の技術により、これまでの扇風機とは全く違う、羽根のない形状を実現したもの。気流が周囲の空気を巻き込むことで、吸引した空気の16倍もの風量を生み出し、羽根がないため、スムーズな風を届けることができるという。

阿部 夏子