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日立、メガソーラーシステムの一括提供を開始

~自社の実績を生かし、運営/保守も受託

 日立製作所は、1MW以上のメガソーラーの建設を検討している自治体/企業/個人向けに、メガソーラーシステムの導入を一括で提供するソリューション事業を本格的に開始する。

 メガソーラー発電システムを構築する大尉要項パネルやパワーコンディショナーなどの関連機器の選定と提供だけではなく、許認可手続きや電力会社との系統連系、日立キャピタルなどとの連携による資金調達支援、20年間の運営/保守などを一括して提供する。

 日立は、これまで大分ソーラーパワー向けの81.500kW設備や、東京電力の13,000kW設備など多数のメガソーラー設備をEPC契約(設計/調達/建設を含む一括受注)している。

 また、日立は自社でメガソーラーを建設/運用することで機器の品質や信頼性を向上させることを目的として、茨城県日立市に1,800kWのメガソーラーシステムを建設する。このシステムでは、自社製の高効率パワーコンディショナーや、低負荷時に効率が高いアモルファス変圧器などを使用する。発電した電力は全量売電の予定。着工は7月で、運転開始は2014年4月を予定している。

伊達 浩二