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日立、温冷のダブル効果で肌をケアできる美顔器

交流式保湿サポート器 ハダクリエ ホット&クール CM-N2000

 日立リビングサプライは、肌を温めて保湿やクレンジングができる美顔器「交流式保湿サポート器 ハダクリエ ホット&クール CM-N2000」を5月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は30,000円前後。

 肌の保湿や引き締めを目的とした美顔器。肌に当てるヘッドを40℃程度に温める機能を搭載し、毛穴を開いてクレンジングや保湿ができる。何も使わずに化粧水を塗布する時に比べ、肌の水分量を持続させるという。

手で化粧水を塗るよりも、水分量を持続させるという結果が出ている

 運転モードは、「温クレンジング/温モイストアップ/温マスク/クール」の4つを搭載している。温クレンジングモードでは、肌を温めて毛穴を開き、電気の性質を利用して毛穴に残った微細な汚れを引き出す。温モイストアップモードは、化粧水の保湿成分を肌の角質層に浸透させて保湿する。

 この2モードは、普段使用している化粧水とコットンが利用できる。なお温モイストアップモードに限り、とろみのある化粧水にも対応する。ヘッド縁の窪みに溜まることから、コットンなしでも使えるという。

 温マスクモードは、乳液やシートマスクの上から使用し、微細動と緩やかに電極を切り替えることで、成分の浸透をサポートする。

 毛穴を引き締めるクールモードは、反対側のクール用のヘッドを利用する。ヘッドを毛穴の気になる部分に当て、約1秒ずつパッティングして使う。ヘッドの温度は周囲より約10℃低くなる。冷却準備にかかる時間は約10秒で、従来モデルが約90秒かかったのに対し、大幅に短縮。毎日使いやすくなったという。

 各運転モードは、強さを「弱/中/強」の3段階から選べる。同社では、肌の調子に合わせて選べるので、継続して使いやすいとしている。

 使用時間は、温クレンジング、温モイストアップ、温マスクが3分、クールが1分50秒。運転後は自動で電源がOFFになるオートオフ機能を搭載している。

使い方と化粧水の種類などの一覧

 本体サイズは48×55×159mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約150g。ヘッドは肌にやさしいチタン製。消費電力は4.3W以下で、クール時のみ13W以下。本体には海外電圧に対応する電源アダプターとリング2個、スタンドが付属する。電源コードの長さは2m。カラーはパールホワイト。

 このほかに、温熱機能を省略した美顔器「保湿サポート器 ハダクリエ CM-N820」、クレンジング機能に特化した「イオンクレンジング器 フェイスクリエ NC-552」も発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は順に20,000円前後、8,000円前後。

保湿サポート器 ハダクリエ CM-N820
イオンクレンジング器 フェイスクリエ NC-552 ピンク
ホワイト

 CM-N820は、500mAhのニッケル水素電池2個を内蔵し、充電・交流の両方に対応。満充電時は約10日間使えるため、携帯に便利という。カラーはパールホワイト。

 NC-552は電源に別売りの単4形アルカリ乾電池2本を使用する。カラーはピンクとホワイト。

小林 樹