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ダイキン、シンプル操作のエアコン「ラクエア」に環境負荷低減の冷媒を採用
~寒くならない除湿運転、ONタイマーも追加
(2013/4/9 16:06)
ダイキン工業は、使いやすさを追求したエアコン「ラクエア」の新製品として、環境負荷を低減する冷媒を採用した「Wシリーズ」を、4月20日に発売する。6/8/10/12/14/18畳用が用意され、店頭予想価格は14万円~24万円前後。
ダイキンが2012年シーズンより発売している、“使いやすさ”と“からだにやさしい運転”をテーマとしたエアコンシリーズ「ラクエア」の新モデル。心理学に基づいたシンプルなリモコン「かんたん見守リモコン」を採用しており、液晶画面や運転開始ボタンを大型化し、ジョグダイヤルを採用するなど、操作が苦手な人でも簡単に使えるようなデザインとなっている。
また、冷えすぎを防ぐため、リモコン周囲が設定温度になるよう自動で調整するセンサー機能や、操作に合わせてエアコンが音声で知らせる機能も付いている。同社では、ユーザーから「操作が簡単」「音声で知らせてくれるので助かる」「エアコンが嫌いだったけど、このエアコンの風はやさしく感じる」などの感想が届いているとしている。
新製品では、かんたん見守リモコンを引き続き搭載するとともに、エアコンの冷媒に次世代冷媒「HFC32」を採用した。従来まで使用されていた冷媒「HFC410A」と比べると、地球温暖化に対する効果を示す数値「温暖化係数」は1/3に減るという。
また、省エネ性能も向上。エネルギー効率が高いHFC32冷媒と、高効率の熱交換器を搭載することで、6畳向け「AN22PWS-W」のAPF(通年エネルギー効率)は、従来の5.8から6.3に上がった。同社ではラクエアの新製品について「環境性と省エネ性の両立を実現」したとしている。
自動運転機能「からだにやさしい自動運転」も改良された。このモードは室温を冷やさず除湿することで、体感温度を下げるというものだが、新製品では除湿方式に、同社上位モデル「うるさら7」で搭載されている「新さらら除湿」を採用した。新さらら除湿は、熱交換器の一部のみを冷やして除湿する機能で、除湿した冷風と室内の暖まった空気を混ぜて、室温に近づける。従来の除湿方式「再熱除湿方式」(一度冷やした空気を再び温めて除湿する)よりも少ない電力量で、寒くない除湿運転ができるという。
タイマー機能では、「朝起きるタイミングや帰宅時に合わせて使いたい」というユーザーの声を受け、ONタイマーを追加した。ON/OFFの同時設定にも対応する。
このほか、温度と湿度を見張り、高温時には音声で知らせる「高温パトロール」機能も継承。自動で冷房運転を開始するよう設定もできる。
なおダイキンでは、今回のラクエアの新製品により、壁掛けルームエアコンの全機種で、HFC32冷媒の採用を完了したとしている。
適用畳数 | 主に6畳 | 主に8畳 | 主に10畳 | 主に12畳 | 主に14畳 | 主に18畳 |
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単相100V | AN22PWS-W | AN25PWS-W | AN28PWS-W | AN36PWS-W | - | - |
単相200V | - | - | - | - | AN40PWS-W | AN56PWS-W |
店頭予想価格 | 14万円前後 | 16万円前後 | 18万円前後 | 19万円前後 | 21万円前後 | 24万円前後 |