日立、調光器にも断熱材施工器具にも使えるE17口金LED電球

LDA7D-G-E17/DS

　日立アプライアンスは、調光器や断熱材施工器具に対応したE17口金のLED電球「小型電球型(E17口金) 広配向タイプ LDA7D-G-E17/DS(昼光色相当)」と「LDA7L-G-E17/DS(電球色相当)」の2機種を、10月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4,500円前後。

　E17口金に接続するLED電球の新製品で、白熱電球用の調光器に対応した点が特徴。従来のLED電球では、調光器で使用した場合、点灯回路に流れる電流が大きくなり、回路部の発熱も大きくなるため使用できなかったという。しかし本製品では、過大な電流を抑える独自の制御技術を搭載した小型の回路を搭載。従来モデルと形状やサイズはそのままで、調光器に対応したという。

　また、断熱材施工器具や密閉型器具にも使用できる。本体には放熱性が高いスリット構造ボディを採用。器具内の温度や周囲温度が高くなった場合は、自動的に電力を抑え、LED電球の温度上昇を抑制する。

　さらに電球のカバーには、直進性の強いLEDの光を拡散し、光のムラを抑える「光拡散カバー」を採用。明るさと光の広がりを両立しているという。

　本体サイズは35×77mm(直径×高さ)で、重量は48g。全光束は、昼光色タイプが500lmで、小型電球40W形相当。電球色タイプが420lmで、小型電球25W形相当。消費電力はいずれも7W。

断熱材施工器具、調光器に使用できる	光を拡げる「光拡散カバー」を採用している

　このほか、E26口金の広配向タイプ4機種も、同時に発売する。断熱材施工器具、調光器には対応しないが、密閉型器具では使用できる。

　ラインナップは、昼光色相当が「LDA9D-G(全光束810lm)」と「LDA6D-G(485lm)」、電球色相当が「LDA9L-G(640lm)」と「LDA7L-G(485lm)」。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、LDA9D-GとLDA9L-Gが3,000円前後、LDA6D-GとLDA7L-Gが2,000円前後。