東海大学ソーラーカーチームが南アフリカの大会で3連覇

~パナソニックがHIT太陽電池とリチウムイオン電池を提供
疾走するソーラーカー。ボディ上面にはHIT太陽電池が貼られている

 東海大学ソーラーカーチームは、南アフリカ共和国で開催された「サソール ソーラー チャレンジ サウス アフリカ 2012」(9月18日~28日)にて優勝し、第1回大会からの3連覇を果たした。

 FIA(国際自動車連盟)の代替エネルギーカップ・ソーラーカーラリー部門として位置づけられる本大会は、南アフリカ共和国の行政府首都プレトリアをスタート。同国をほぼ一周する約5,000kmの世界最長の距離と標高差2,000m程度の高低差があるコースで行われた。東海大学チームは、総走行距離4,632kmを71時間13分で走行し、9月28日11時3分(現地時間)にゴールし優勝した。

東海大学ソーラーカーチーム

 パナソニック株式会社は、昨年オーストラリアで開催された「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に続き、チームのスポンサーを務め、高い変換効率を持つHIT太陽電池と高容量のリチウムイオン電池を提供して、同チームの快挙の一翼を担った。

 優勝した東海大学ソーラーカーチームの監督の木村教授は、「たいへん長く、大きなアップダウンがある過酷なコースでしたが、パナソニックのHIT太陽電池&リチウムイオン電池の高い実力と、学生のチームワークが結びつくことで、連覇を達成することができました。2位に18時間42分の大差で圧勝した結果にとても満足しています。」とコメントしている。






(伊達 浩二)

2012年10月1日 14:25