大和ハウス工業ら、九州最大規模2MWのメガソーラー

~自社施設の屋上に建設。20年で約16億円の収益めざす

 大和ハウス工業と大和エネルギーは、九州地方で最大規模のメガソーラー「ひびき国際物流センター太陽光発電所」を建設する。

 この発電所は、大和ハウス工業が福岡県北九州市に所有する「ひびき国際物流センター」の屋根(23,200平方m)に、京セラ製の多結晶シリコンセル8,244枚を載せたもの。今年10月より九州電力に全量を売電する。

 太陽光発電システムの設置容量は2MW。年間予想発電量は、200万kWhで一般家庭約420世帯分に相当する。発電した電気の年間買取価格は約8,000万円を見込んでおり、20年の事業期間で約16億円の売上を想定している。

 大和ハウスグループでは、これまで建設してきた物流倉庫の屋根や遊休地、未利用地にメガソーラーを計画し、積極的に発電事業を展開する。2014年度までに、風力発電と合わせた再生可能エネルギー発電事業として約70MWを計画している。

ひびき国際物流センター完成イメージ





(伊達 浩二)

2012年7月11日 15:26