パナソニック、蛍光灯より最大約66%省エネできる直管形LEDセット

直管形LEDランプ搭載ベースライトNNF42001LP9

 パナソニックは、蛍光灯よりも最大約66%省エネできる「直管形LEDランプ搭載ベースライト LPシリーズ」の新製品116品番を7月9日より発売する。希望小売価格は、器具とランプのセットが16,275~36,750円。既設の器具に取り付けられる交換ユニットとランプのセットが9,450円から。LEDランプ単体が6,300円~7,350円。

 直管型蛍光灯に代わる直管型LEDライトと、専用器具あるいは交換ユニットとのセット。今回は、LEDの明るさと消費電力を抑えて、省エネ性とコストパフォーマンスを高めた点が特徴。

 ランプは、1,400lmタイプと2,000lmタイプを用意する。光色はそれぞれ昼白色(5,000K)と白色(4,000K)を揃える。同社では、従来の蛍光灯器具と比べて、最大約66%省エネできるとしている。

従来タイプの蛍光灯に比べ、2,000lmタイプでは約52%、1,400lmタイプでは約66%省エネする

 安全性の面では、日本電球工業会の規格に対応したL形口金(GX16t-5口金)を採用した。直管形LEDは蛍光灯に比べて重量があるため、専用器具と併せて取り付ける必要があるという。

安全性に配慮したL形口金(GX16t-5口金)。落下防止構造が組み込まれている

 交換ユニットとランプのセットでは、既設の器具や反射板を活かしながらランプを取り付けられるため、コストを抑えられる。

交換ユニットとランプのセット交換ユニットを用意すれば、既設の器具や反射板を使って取り付けられるため、コストを抑えられる

 初期費用については、器具ごと交換した場合でも、交換費用と月々の電気代を含めて、約3年で回収できるという(1,400lmの場合)。

1,400lmタイプなら約3年、2,000lmタイプなら約4年で元がとれる計算になるという

 同社では、節電で間引き点灯している事務所や、明るさより省エネを重視する倉庫やバックヤード、通路、階段などに設置する照明に適しているとしている。





(小林 樹)

2012年5月21日 15:40