パナソニック、温風と冷風を交互に出して髪のうねりを抑えるヘアードライヤー

 パナソニックは、温風と冷風を交互に出して髪のうねりを抑えるヘアードライヤー「ナノケア EH-NA94」を4月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後。

「ナノケア EH-NA94」左から白、緑、黒左からペールピンク、ルージュピンク

 頭皮の乾燥を抑え、健やかな地肌を保つ効果などがある「ナノイー」イオン放出機能を搭載したドライヤー。ナノイーと「ミネラルプラチナ」というイオンを同時に発生することで、髪のキューティクルの密着性を高め、ブラッシングなどの刺激にも耐えられる強く、美しい髪になるという。

製品本体クリアモデル吹き出し口には乾燥スピードをアップさせる「速乾ノズル」が搭載される
ナノイーを放出することで、地肌の水分を保つ効果あがあるほか、地肌の余分な皮脂を低減しやすくするというナノイーとミネラルプラチナイオンを同時に放出するナノイーとミネラルプラチナイオンによって、ブラッシングなどの刺激に強い髪になるという

 新モデルでは、温風と冷風を交互に繰り返す「温冷リズムモード」を新たに搭載した。温風と冷風を交互に出すことで、毛髪内の水素結合をコントロールし、うねりのないまとまりのある髪にするという。同社のテストによると、洗髪後、温冷リズムモードを使って髪を乾かしたところ、髪のまとまり感やツヤ感がアップしたという。また、温風と冷風を交互に繰り返すことで、地肌にも心地よい刺激を与え「ヘッドスパ」のような効果も得られるとしている。

 温冷リズムモードでは、髪の表面温度を約60℃以上にする温風と、約40℃以下にする冷風を交互に発生。常に最適な温風冷風の感覚を作りだすために、周辺温度検知センサーを搭載、季節による周囲温度の変化にも対応する。

温風と冷風を交互に繰り返す「温冷リズムモード」を新たに搭載する。温風と冷風を交互に出すことで、毛髪内の水素結合をコントロールし、うねりのないまとまりのある髪にするという本体側面の表示で温風が出ているのか、冷風が出ているのか確認できる

 そのほか、運転モードでは、地肌への刺激を抑えるため約60℃の低温で乾かす「スカルプモード」を従来機より継承する。

 使い勝手の面では、乾燥スピードをアップさせる独自の「速乾ノズル」を吹き出し口に採用するほか、付着したホコリなどをティッシュで簡単に掃除できる「お掃除ラクラクフィルター」を搭載する。

 本体サイズは、207×92×228mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約585g。消費電力は1,200W。本体カラーはルージュピンク、ペールピンク、白、緑、黒の5色。

左上から時計周りに、「EH-NA24」ピンクゴールド、白。「EH-NA74」シルバー

 下位機種として、温冷リズムモード、スカルプモードなどを省略した「EH-NA74」と、温冷リズムモード、スカルプモード、速乾ノズルなどを省略した「EH-NA24」を同時発売する。価格はオープンプライス。EH-NA74の店頭予想価格は17,000円前後、EH-NA24は12,000円前後。

 EH-NA74の本体カラーはシルバー、EH-NA24はピンクゴールドと白。





(阿部 夏子)

2012年2月13日 16:13