パナソニック、より広範囲にスチームが噴霧できるコードレスアイロン

 パナソニックは、スチームを広範囲に噴霧することで、効率よくアイロン掛けできるコードレスアイロン「CaRuRu(カルル) NI-WL701」を、2月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,000円前後。

CaRuRu(カルル) NI-WL701 ブラックピンク

 パナソニックのコードレスアイロンの最上位に当たる新製品。従来モデルに引き続き、かけ面の前方、後方を対称に尖らせた「ダブルヘッドベース」を採用している。ダブルヘッドベースは、アイロンの方向転換や持ち替えの必要がないため、前方だけが尖った一般的な形状のアイロンよりも、アイロン掛け時間が短縮できるという。

アイロンのかけ面の前方と広報を尖らせた「ダブルヘッドベース」を採用方向転換や持ち替えの必要がないため、一般的な形状のアイロンよりも時間短縮ができるという

 新製品では、かけ面の面積はそのままに、かけ面のディンプル(凹み)部分を拡大することで、よりスチームの噴霧範囲が広くなった点が特徴。アイロンのかけ面全体にスチームが行き渡りやすくなり、“今まで以上の掛け心地”が味わえるという。また、シャツの背中のような広い箇所も効率的にアイロン掛けでき、シワ伸ばしがラクにキレイになるという。

 さらに、スチームの量と持続時間もアップした。「ハイパワースチーム」モードでの1分間のスチーム量は、従来よりも約26%高い平均12gに、スチーム持続時間は従来より20%長い平均180秒となった。さらに、タンク容量も従来の120mlから135mlとなった。給水の手間が少なくなり、一度で多くのシワが伸ばせるという。

かけ面の面積は従来と同じだが、ディンプル(凹み)部分の面積を拡大したディンプルの断層のイメージ図。従来モデルよりも広範囲にスチームが広がるという
ハイパワースチームでのスチーム量の比較。従来よりも、量・時速時間ともに性能がアップしたタンク容量も120mlから135mlに増えた

 このほか、かけ面の端を丸く加工した「楽カール形状」も採用することで、布地に引っかかりにくく、ポケットなどの段差もスムーズに動かせるという。

 本体サイズは100×220×130mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は1kg。消費電力は1,200W。かけ面の素材には、熱くなると滑りが軽くなる「ミラーマジ軽ベース」を採用する。本体カラーはピンクとシルバー。

 下位モデルとして、掛け面の素材がセラミックの「NI-WL601」、ハードチタンの「NI-WL501」、シルバーチタンの「NI-WL401」も、同時に発売する。基本的な機能は「NI-WL701」と同じだが、「NI-WL401」のみ、タンク容量が120mlとなる。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、NI-WL601が14,000円前後、NI-WL501が11,000円前後、NI-WL401が8,000円前後。

「NI-WL601」ブラック。ほかにピンクが用意される「NI-WL501」パープル。ほかにブルーが用意される「NI-WL401」ホワイト。ほかにピンクが用意される






(正藤 慶一)

2012年1月17日 16:19