フィリップス、菱型の毛先で歯垢を落とす電動歯ブラシ

~グラス型の充電器、USBで充電できるトラベルケースも付属
フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、毛先を菱形にして洗浄効果を高めた電動歯ブラシ「フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」を、9月初旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,800円前後。

 フィリップスの電動歯ブラシシリーズ「ソニッケアー」の最新モデルで、毛先の形状を菱形にした「ダイヤモンドクリーンブラシヘッド」が特徴。従来モデルのブラシ「プロリザルツ」よりも植毛密度が44%アップすることで、洗浄効果が向上するという。

 また、歯間の汚れを高速の水流で落とす同社独自の特許技術「ソニックテクノロジー」も搭載。このソニックテクノロジーとダイヤモンドクリーンブラシヘッドの効果により、手磨き時と比べて最大で4倍の歯垢が落とせるという。また、従来モデルと比べて、歯垢の除去量が45%アップできるという。

 運転モードは、通常運転の「クリーンモード」のほか、歯を白くするための「ホワイトモード」、歯を輝かせる「ポリッシュモード」、歯茎ケア用の「ガムケアーモード」、やさしくブラッシングする「センシティブモード」の全5モードが用意される。ホワイトモードでは、約1週間で歯の着色汚れ(ステイン)を除去し、歯に自然な白さがもたらされるという。

 付属品としては、グラス型の充電器を新搭載。ブラッシング時に口ゆすぎに使用できるほか、専用充電器にセットすれば、ソニッケアー本体をグラス内に置くだけで充電できるという。さらに持ち運び用のトラベルケースには、付属のケーブルを接続することでUSB経由で充電できる機能も備わっている。

 本体サイズは28×31×256mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は135g。満充電の場合の使用可能期間は約3週間(1日2回のクリーンモード使用時)。

ダイヤモンドクリーンブラシヘッドのアップ図。従来のブラシよりも密度が44%アップしたという

 このほか替えブラシとして、ダイヤモンドクリーンブラシヘッドのスタンダードタイプとミニタイプ、歯茎にやさしい「センシティブブラシヘッド」の3種類も用意される。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は各ブラシとも共通で、2本セットが2,980円前後、4本セットが4,980円前後。







(正藤 慶一)

2011年8月22日 18:03