パナソニック、充電式エボルタで動くロボットで東海道五十三次にチャレンジ

~10月発売の新電池を搭載

 パナソニックは、10月1日に新発売するニッケル水素電池「充電式EVOLTA(エボルタ)」のキャンペーン活動として、充電式EVOLTAを電源としたロボットで東海道五十三次を走破するチャレンジを行なうことを発表した。

 同社では、乾電池の性能をアピールするために、乾電池を電源としたロボットでグランドキャニオンを登ったり、24時間耐久レースのル・マンを走行するなどのプロジェクトを行なっており、今回もその一環となる。

「大八車を引いて街道を歩く旅人」をコンセプトとしたロボット「エボルタ」

 今回チャレンジするのは東京・日本橋から京都・三条大橋までの東海道五十三次で、単三形の充電式EVOLTAを電源としたロボット「エボルタ」が走破にチャレンジする。

 ロボット「エボルタ」は、ロボットクリエイターの高橋智隆氏と共同で開発したもので、デザインコンセプトは「大八車を引いて街道を歩く旅人」。本体サイズは150×400×200mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1,000g。本体の素材はプラスチック、カーボン、チタンから成る。

 実験は9月23日から行なわれる。道中の小学校などで電池教室を開催する予定もあるという。挑戦の様子はEVOLTA公式ホームページや特設ブログで報告されるほか、USTREAMを使った生中継も実施される予定という。

充電式EVOLTA(写真は充電回数1,200回の前モデルのもの)

 ロボットの電源となる充電式EVOLTA「HHR-3MVS」は、10月1日より発売になる新製品。繰り返し使用回数が、従来の1,200回から1,600回になったもので、これは「業界No.1」という。単三形と単四形が用意され、それぞれ2本パック、4本パックが用意される。詳細は以下の表の通り。



本数希望小売価格店頭予想価格
単三形2本パックオープンプライス900円前後
4本パック1,600円前後
単四形2本パック800円前後
4本パック1,400円前後

 また、今回のチャレンジに合わせて東海道五十三次沿道のホテル・旅館にペア52組を招待する「充電の旅キャンペーン」を、EVOLTA公式サイトにて行なう。期間は9月23日~12月10日までで、公式サイトにてクイズに応えて応募すると、抽選で招待券がプレゼントされる。EVLOTAのteitter公式アカウント(@evoltatoukaido)をフォローし、応募ツイートをすると当選確率が2倍になるという。





(阿部 夏子)

2010年9月10日 15:25