ティファール、コンパクトに収納できるフードプロセッサー「ミニプロ」

ミニプロ MB600172

 ティファールは、コンパクトに収納できるフードプロセッサー「ミニプロ MB600172」を11月1日より発売する。希望小売価格は12,600円。

 ティファールから発売する初めてのフードプロセッサー。同社では、昨年「フードプレパレーション(食材準備)」分野の製品としてスティックタイプのハンドミキサーを発売したが、ミニプロはその分野の第二弾製品となる。

 同社によると、外食より自宅で食事を楽しみたいという内食傾向は引き続き増加傾向にあり、家庭での食事を楽しむための調理家電分野も好評だとする。その一方、フードプロセッサーなどの調理家電は本体サイズが大きい、手入れに手間がかかる、付属品が多く収納場所に困るなどの不満が多かったという。

 今回発売するミニプロは、これらの不満を解消するために、本体サイズをコンパクトにし、収納方法に工夫を凝らした点が最大の特徴。

 本体サイズは、270×150×255mm(幅×奥行き×高さ)とし、付属品を含めた重量は1,500g。重量を軽くするために、本体付属容器はプラスチック製とした。本体には「カッター」「スライス/せん切りディスク」「泡立てディスク」など3種類のアタッチメントが付属。これらのアタッチメントを使って、つぶす・混ぜる・きざむ・スライス・せん切り・泡立てるなどの作業を行なえる。

 これらのアタッチメントは、全て本体容器に収納でき、別に保管する必要がないため、収納場所を取らないとする。また、長さ1.25mの電源コードも本体底面に巻き付けて収納できる。

左から「泡立てディスク」「スライス/せん切りディスク」「カッター」3つのアタッチメントは全て本体容器に収納できる本体容器は軽量で扱いやすいプラスチック製とした
本体操作は、上部のスイッチだけで行なう

 本体の操作は、スイッチ1つのみで行なうシンプルなものとした。本体上部の電源スイッチで、全ての操作を行なう仕組みで、ボタンを押している間だけ本体が作動する。スイッチを押す・離すの動作で、間欠的なパルス作動にも対応するという。

 安全対策としては、二重のロック機構を採用した。本体のクッキングボールとフタが両方とも正しく設置されていないと、本体が作動しない仕組み。

 そのほか、60のメニューが掲載されたレシピブックが付属する。消費電力は350W。カッターはステレンス製。本体カラーは黄色と白を組み合わせた「ミモザ」カラー。

本体カラーはルビーレッドの高級タイプ「MB600G71」。カッターの種類が異なる

 本体カラーにルビーレッドを採用した高級タイプ「MB600G71」も同時発売する。希望小売価格は15,750円。ミモザとは、カッターの種類が異なり、切れ味が長持ちするブラックチタンコーティングを施した。そのほかの機能などはMB600172と同等。





(阿部 夏子)

2010年7月30日 12:12