パナソニック、レッグレストが付いたマッサージソファ
「マッサージソファ EP-MS41」ブルーストライプ柄 |
パナソニックは、レッグレストがついた「マッサージソファ EP-MS41」を6月21日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は20万円前後。
“マッサージする家具”をコンセプトとしたソファータイプのマッサージチェア。リビングに置いても違和感のない本体デザインが特徴。同製品は昨年5月に発売して以来、30~40代の女性にそのデザイン性が評価され、累計6万台を達成したという。新モデルでは、従来の本体デザインはそのままに、脚を伸ばして仕様できるレッグレスト機能を追加したほか、本体カラーを一新した。
デザイン性が評価され、購入者の年代が従来のマッサージチェア購入者層に比べ若く、女性の比率も上がったという | ユーザーの75%が購入の動機にデザインを挙げている |
EP-MS41では、フットマッサージ部分を反転させることで、ふくらはぎをのせてくつろげるレッグレスト機能を新たに搭載した。EP-MS41のフットマッサージ部分は、未使用時は、座面下に収納、使用時は引き出して使用する。同社では、フットマッサージを行なう時は「マッサージスタイル」、レッグレストとして使用する時は「くつろぎスタイル」、収納時は「ソファスタイル」とし、使用シーンに合わせた3つの使用スタイルを提案する。
製品本体。色はプラムパープル。フットマッサージ部分を収納したこの形を「ソファスタイル」とする | 新機能のレッグレスト。座った時にふくらはぎを置けるのでよりリラックスできるという。ふくらはぎをフットレストに置く「くつろぎスタイル」 | レッグレストを横から見たところ |
フットマッサージをするときは、フットマッサージ部分を引き出した「マッサージスタイル」にする | 付属のリモコン | フットマッサージをしない時は座面下に収納できる |
マッサージ機能では、背面のもみ玉によるマッサージと、エアーバッグによるふくらはぎ、足裏のマッサージ機能を搭載する。本体には4つのおまかせコースのほか、マッサージの箇所や強さを自分好みに変更できるわたし流コース、2種類を搭載する。
本体カラーは、ブルーストライプ柄、イエローフラワー柄など柄物を含めた全10種類を用意。本体の基本カラーとして5色を用意したほか、「着せ替えカバー」でも5色の新色を新たに展開する。カバーは、本体から簡単に着脱でき、手洗い・ドライクリーニングにも対応する。また、これらのカバーは従来モデルにも取り付け可能となっている。
本体カラーは10色。本体の基本カラー5色と、着せ替えカバー5色が用意される | ブルーストライプ柄。本体の基本カラーでも用意される | イエローブラワー柄。本体の基本カラーでも用意される |
左からマスタードイエロー、カシスレッド。マスタードイエローは本体の基本カラーでも用意される。カシスレッドは着せ替えカバーのみ | 左からグラスグリーン、アーモンドブラウン&コーヒーブラウン。アーモンドブラウン&コーヒーブラウンは本体の基本カラーでも用意される。グラスグリーンは着せ替えカバーのみ |
左からターコイズブルー、アプリコットオレンジ。いずれも着せ替えカバーのみ | 左からプラムパープル、クリームアイボリー。クリームアイボリーは本体の基本カラーでも用意される。プラムパープルは着せ替えカバーのみ |
また、高級モデルとしてレザー仕様で、一部機能を強化した「EP-MS50」も同時発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は23万円前後。
EP-MS50は、表面のカバーにレザーを採用した高級モデル。腕を置くアームレスト部分をEP-MS41よりも6cm広げたほか、EP-MS41では搭載していない座面下のマッサージも搭載する。さらに、高級感を演出するためにレザーの縫い目には高級感のあるシルバーステッチを採用した。本体カラーはブラックとアイボリーの2色。
高級モデルとしてレザー仕様の「EP-MS50」も同時発売する。カラーはブラックとアイボリー。写真はデザインを担当したパナソニック電工 電器デザイングループ 青木基浩氏と製品本体 | 製品本体 | 腕を置くアームレスト部分が幅広い造りになっている |
高級感を演出するため縫い目にはシルバーステッチを採用 | EP-MS50のカットモデル | 座面下にはEP-MS41には搭載していないエアーバッグが搭載される |
パナソニック電工 電器デザイングループ 青木基浩氏 |
デザインを担当したパナソニック電工 電器デザイングループ 青木基浩氏は、購入者の75%が購入の動機をデザインとしている点を挙げ、「新モデルでは家具として楽しんでもらえるような新しい形とカラーバリエーションを用意した」と話した。また、特に本体カラーの提案では、主流なインテリアスタイルであるスタイリッシュモダン、カジュアルモダン、ナチュラルモダンをシュミレーションし、それに合う色を揃えたとする。
デザイン面で特に意識したのが、現在確立されているインテリアのスタイルに製品が合うかどうかだったという。新モデルでは、それぞれのスタイルに合うように、基本デザインはそのままにカラーバリエーションを増やした | 青木氏は今モデルでのコンセプトカラーとしてマスタードイエローを提案。シンプルな部屋に置くことでインテリアのアクセントになるような色を目指したという |
(阿部 夏子)
2010年4月26日 17:06