パナソニック、新アシスト基準に適応したチタンフレームの高級電動アシスト自転車

 パナソニックサイクルテックは、電動アシスト自転車の新基準に対応した高級電動アシスト自転車「チタンフラットロード BE-ENV」を発売した。希望小売価格は585,000円から。

チタンフラットロード BE-ENV本体側面

 チタンフレームを採用した完全受注生産の高級電動アシスト自転車。チタンは一般的な自転車のフレームに使われているアルミなどと比べて軽量で、振動吸収性に優れているという。BE-ENVではアシスト力の比率を、2008年12月に改正された新基準の「人力:動力=1:2」に設定した。このほか、ライトの形状やバッテリーのデザインなどが変更となっている。

 運転モードとしてはアシスト力が強い「パワーモード」、走行条件によりアシスト力を自動でコントロールする「オートマチックモード」、アシスト力を抑えて長距離走行ができる「エコモード」の3つを搭載する。

液晶表示のスイッチを備えた「液晶マルチコントロールサイクルメータ」。平均速度や区間最高速度などのデータも確認できる

 本体の操作は液晶画面に電池残量やスピード、走行距離、平均速度などを表示する「液晶マルチコントロールサイクルメータ」で行なう。バックライト機能が搭載されているため、夜間や暗い場所でも画面を確認できるという。

 従来機種では、オーダーをインターネット限定で行なっていたが、今モデルからは、店頭のみで受け付ける。本体は完全受注生産となっているためフレームサイズやバッテリー、本体カラーなどはオーダーメイドシステムとなっている。発注から本体を届けるまでの期間は約30日間。





(阿部 夏子)

2010年3月19日 14:51