フジ医療器、下半身と上半身が一度に鍛えられるフィットネス機器

ダイエットトレーナースイング DT-10

 フジ医療器は、下半身だけでなく上半身にも作用する高速振動フィットネス機器「ダイエットトレーナースイング DT-10」を11月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は10万円前後。

 毎分1,000回前後の振動により筋力やバランス感覚の向上、基礎代謝を促進するフィットネス機器。従来の振動型フィットネス機器では、二の腕やわき腹などの上半身の筋肉に対しては負荷がかけにくかった。

 ダイエットトレーナースイングでは、下半身の筋肉と上半身の筋肉が同時に鍛えられるように、振動中、本体のハンドルバーが前後に22度ずつ動くスイング機能を新たに追加したのが最大の特徴。スイングの負荷強度は、ハンドルバーの長さを変えることで調節できる。

 本体には3つの自動モードと手動で振動の速さを調節する手動モードが備えられる。

 手動モードでは振動が低速から中速へ変化する「ソフト」、低速から高速へ変化する「ハード」、低速・高速の交互に速度が変化する「アクセント」の3種類。手動モードでは、1~20段階の速度調節から速度を選べるほか「低強度バランストレーニング」「中強度無酸素運動トレーニング」「高強度無酸素運動トレーニング」などレベルにあわせたコースも用意する。

 そのほか、急激な運動による体への負担を減らすために「スロースタート・ストップ」機能や、ブザー音を消して運転を行なう「マナーモード」機能を備える。

 本体サイズは、610~820×580×1,370mm(幅×奥行き×高さ)。重量は39kg。消費電力は31W。電源コードは1.7m。適応体重は100kgまで。





(阿部 夏子)

2009年10月30日 17:00