ビックカメラ、ソフマップを完全子会社化

 株式会社ビックカメラは、2010年1月29日付けで株式会社ソフマップを株式交換により完全子会社化すると発表した。

 両社は、2006年1月に資本・業務提携を結び、ビックカメラがソフマップの筆頭株主となっていた。両社は「人材交流を含めた両社における様々な取組みにより、シナジーは充分発揮された」としながらも、急務収益力の強化を課題としている。今後は「協働体勢を一層高め、一体化したビジネスモデル及び組織体制の整備を急務」として、株式交換による完全子会社化に踏み切ったとしている。

 ビックカメラは2009年10月14日現在でソフマップの普通株式の40.86%を保有している。株式交換はビックカメラ普通株式1に対して、ソフマップ普通株式0.005を割り当てる。ソフマップの普通株式は2010年1月26日より上場廃止となる。



(阿部 夏子)

2009年10月14日 17:29