タイガー、5層コーティングで香ばしいごはんが炊ける4代目「土鍋釜」
「炊きたて 土鍋釜・黒 JKL-G型」をはじめとする、「土鍋釜」シリーズのラインナップ |
「土鍋釜」は、内釜に「土鍋釜・黒」という土鍋を採用した、同社の最高級クラスに当たる炊飯器シリーズ。4代目となるJKL-G型では、土鍋釜の内側に、火力と蓄熱性を高める「表面5層コート」を施した点が特徴。同社従来品に搭載されている金属製の釜と比べると、炊飯時の沸騰が約5倍持続するため、米の一粒一粒に熱が伝わり、より米の旨味を引き出した、香ばしいごはんが炊けるという。
5層のコーティングの断面イメージ図 | 5層のコーティングを施すことで、沸騰を持続。米の一粒一粒に熱が伝えて、香ばしいごはんが炊けるという |
前年モデルの「JKL-A型」からは、炊飯時の温度変化を細かく検知する「極(きわみ)センサー」を引き続き搭載。釜の内部や底面、炊飯器周囲の温度を検知し、IHによる加熱をコントロールすることで、よりおいしくふっくらと炊きあげられるという。
このほか、内釜に土鍋素材をコーティングし、ヒーターと蓄熱による加熱ができる「遠赤土鍋コーティング内ぶた」、蒸気孔から余計な水分を排出し、ごはんのふっくら感とハリを増す「かまど調圧」も採用。おこげも作れる4段階の火加減調節機能や、雑穀米や玄米などの炊き分けメニューも備えている。
操作パネルでは、ホワイトバックライトのフルドット液晶を搭載。また、音声ガイドや、押したキーを読み上げるコールバック機能も備えている。さらに、炊飯開始までの吸水時間を10~60分で選べる「予約吸水タイマー」、釜のニオイを取る「洗浄モード」も備えている。
火加減は4段階に調節可能。おこげも作れる | 操作パネルには、ホワイトバックライトのフルドット液晶を採用 |
下位機種として、内釜に「土鍋釜・赤」を採用した「炊きたて 土鍋釜・赤 JKL-H100/H150」2機種と、3合炊きのコンパクトな「炊きたてミニ 土鍋釜・黒 JKM-A550」を発売する。なお、土鍋釜・赤は赤味がかった土鍋で、土鍋釜・黒の方が釉薬を使用している分、蓄熱効果が高いという。また、土鍋釜・黒にはフタが付属するが、土鍋釜・赤では省かれている。
希望小売価格は、5.5合炊きの「JKL-H100」が84,000円、8合炊きの「JKL-H150」が86,100円。JKM-A550が73,500円。ラインナップの詳細は以下の表の通り。
品名 | 炊きたて 土鍋釜・黒 | 炊きたて 土鍋釜・赤 | 炊きたてミニ 土鍋釜・黒 | ||
品番 | JKL-G100 | JKL-G150 | JKL-H100 | JKL-H150 | JKM-A550 |
炊飯容量 | 5.5合 | 8合 | 5.5合 | 8合 | 3合 |
内釜 | 土鍋釜・黒 | 土鍋釜・赤 | 土鍋釜・黒 | ||
極センサー | ○ | - | |||
かまど調圧 | ○ | - | |||
フルドット液晶 | ○ | - | |||
遠赤土鍋コーティング内蓋 | ○ | - | ○ | ||
最大消費電力 | 1,180W | 1,275W | 1,180W | 1,275W | 743W |
年間消費電力量 | 97.2kWh | 152.9kWh | 96.8kWh | 153.3kWh | 55.8kWh |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 278×395×209 mm | 311×422×237 mm | 278×395×209 mm | 311×422×237 mm | 232×325×190 mm |
希望小売価格 | 105,000円 | 107,100円 | 84,000円 | 86,100円 | 73,500円 |
発売日 | 発売済み | 9月21日 |
(正藤 慶一)
2009年9月4日 16:33
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