エレクトロラックス、遠赤外線を用いた省スペースのパネルヒーターなど

 エレクトロラックス・ジャパンは、遠赤外線を用いた省スペースの暖房器具2機種を9月1日より発売する。詳しい製品のラインナップは以下の表の通り。


製品名希望小売価格
遠赤外線チャコールファイバーヒーター ECH93010,500円
遠赤外線パネルヒーター EPH91224,800円


遠赤外線チャコールファイバーヒーター ECH930遠赤外線パネルヒーター EPH912

コンパクトで場所を取らない「チャコールファイバーヒーター」

 「遠赤外線チャコールファイバーヒーター ECH930」は、植物性炭素繊維「チャコールファイバー」を用いた暖房器具。チャコールファイバーは、通電することで赤外線を放射する繊維で、ハロゲンヒーターなどに比べ放射量が多く効率よく暖めることができるという。

本体正面(ブラウン)使用イメージ(ホワイト)

 本体の土台となるサイズは直径180mmで、狭い場所でも置けるコンパクトな本体が特徴。

 運転モードは、150W/300Wのワット切替え機能のほか、省エネ運転も備える。また3時間以上の連続運転で本体の電源が自動的に切れる「自動OFF」機能を搭載する。

 安全機能としては、電源ボタン以外の操作ができなくなる「チャイルドロック」機能、転倒OFF機能などを備える。

 本体サイズは上部の直径が98mm、土台の直径が180mm、高さが480mm。重量は約1.1kg。最大消費電力は300W。1時間当たりの電気代は約6.6円。本体カラーはホワイト。

強い遠赤外線で部屋を効率よく暖める「パネルヒーター」

本体正面

 「遠赤外線パネルヒーター EPH912」は、電気で発熱した熱を「マイカ」という素材が遠赤外線に変換して室内を暖める暖房器具。マイカは通常の遠赤外線より強い6~8ミクロンの波長の遠赤外線を放射するため、室内を素早く暖めることができるという。

 運転モードでは、600W/1,200Wの運転切替え機能のほか、1/2/3時間の3段階のタイマー機能を備える。

 本体サイズは、560×68×620mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.2kg。最大消費電力は1,200W。1時間当たりの電気代は約26.4円。





(阿部 夏子)

2009年8月17日 17:40