シャープ、子機が使いやすくなったコードレス電話機

JD-710CL

 シャープは、子機を使いやすくしたコードレス電話機「JD710」を7月17日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台タイプの「JD-710CL」が15,000円前後、子機2台タイプの「JD-710CW」が25,000円前後。

 親機に比べ使用頻度の高い子機を使いやすくした電話機。子機には、従来の約1.4倍サイズの大型液晶画面を搭載、文字サイズも約2倍となる。さらに、認視性を高めるため、文字のコントラストがはっきりしたホワイトバックライトを採用した。このほか、女性の手に馴染むように子機の形状をスリム化した。また、よく使う電話番号を3件まで登録し、ワンタッチで発信できる「ワンタッチダイヤル」を搭載した。

 着信機能では、親機の電話帳に登録した相手からの着信時に相手の名前を読み上げる「誰からコール」、電話帳にあらかじめ登録しておくことで家族の誰宛に掛かってきたのかを読み上げる「誰あてコール」、電話帳に登録していない電話番号からの着信時、発信元の都道府県名を知らせる「どこからコール」を搭載している。

 迷惑電話対策としては、ボタン1つですぐに通話内容の録音を開始する「通話録音(今から録音」機能、ボタンを押した時点から最大12分さかのぼって会話を録音する「戻って録音」機能のほか、通話中にチャイム音などを鳴らして電話を断る「迷惑電話拒否機能」などを搭載する。

 親機の本体サイズは、165×211×71mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約690g。消費電力は最大で5.9W。子機の本体サイズは、49×28×176mm(同)で、重量は約145g。充電時間は約10時間で、連続使用時間は、待ち受け時が約200時間、通話時が約6時間。





(阿部 夏子)

2009年6月26日 14:52