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JD-700CL
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シャープ株式会社は、親機に大型液晶を搭載したデジタルコードレス電話機「JD-700」を、11月2日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台タイプの「JD-700CL」が18,000円前後、子機2台タイプの「JD-700CW」が28,000円前後。
親機に「業界最大クラス」の3.8型液晶を搭載した電話機。見やすさを向上するため、液晶にはホワイトバックライトも備えており、漢字の表示にも対応する。画面は見やすい角度に立てて調節できるため、少し離れた場所からでも画面に映る名前が確認できるという。また、着信した番号が本体の電話帳に登録されている場合は、相手の名前を通常の1.5倍に拡大して画面に表示する「デカ文字着信」機能も備えている。
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見てからダイヤル
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画面は角度調節が可能
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使いやすさを向上する機能として「見てからダイヤル」を搭載した。頻繁に利用する電話番号を登録し、画面上で名前を選択すると、受話器を上げるだけで簡単に発信できるというもの。最大5件まで登録できる。このほか、親機の電話帳に登録した相手から着信があった場合、その名前を読み上げる「誰からコール」、電話帳で通話相手を選択する際に、名前を音声で知らせる「おしゃべり機能」も備えている。
さらに、45秒前の通話をさかのぼって録音する「戻って録音」を、電話機単体機に初めて採用した。現在の通話を録音する機能も備えており、不審な電話の証拠やメモ代わりとして使用できるという。また、登録した番号からの着信のみ着信音を鳴らし、それ以外は留守応答に移行する「選んで着信」も備えている。登録は最大5件まで可能。同社では、子供が留守番をするときなど、不審な電話の対策に使用できるとしている。
迷惑電話対策としては、通話を切るきっかけとしてドアホンのチャイム音を鳴らす「チャイムでお断り」、通話を断るメッセージを流して自動的に切る「メッセージでお断り」、15秒前の通話を再生して切る「録音でお断り」を備えている。ナンバー・ディスプレイを導入している場合は、上記のお断り機能で通話を切った相手から再び電話がかかってきた場合、自動的にメッセージを流して電話を切ることもできる。
このほか、携帯電話へダイヤルした際に、自動的に事業者識別番号を付けて発信する「携帯とくとくダイヤル」機能も備えている。
親機の本体サイズは、166×184×71mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約740g。消費電力は待機時が約3.1W、最大で約4.1W。子機は、サイズが44×35×169mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約150g。連続使用時間は、待受時が約200時間、通話時が約6時間。充電時間は10時間。バックライトを備え、漢字表示に対応する。
■URL
シャープ株式会社
http://www.sharp.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/071011-a.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/10/12 00:04
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