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ブラウン、ムダ毛ケアに続けやすい光美容器 肌色や部位ごとに自動調整
2024年1月31日 07:05
P&Gジャパンは、AIを搭載した学習する家庭用光美容器「ブラウン スキンアイエキスパート」を、4月1日に発売する。価格はオープンプライス。エディオン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラなどの一部量販店では3月1日から先行販売を開始する。
近年、世代や性別を問わずムダ毛ケアへのニーズが高まっている。サロンやクリニックの利用者も増えている中、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅でムダ毛ケアをする人が増加。同社の調べでは、2023年の家庭用光美容器市場は、コロナ前と比べ約145%成長したという。
一方で、自宅でのムダ毛ケアを検討する人の中には「自分でお手入れして効果がちゃんとあるのかわからない」「自分で安全にお手入れできるか不安」「お手入れのスケジュールがわからない」といった悩みがあるという。
そこで、家庭用光美容器を自宅で使い続けやすい仕組みを提案する「ブラウン スキンアイエキスパート」を開発。サロンでの「カウンセリング→お手入れ→次回予約」の各ステップと同じように、自宅に居ながらでも、使い方や頻度をアドバイスしてくれるのが特徴。
ひとりひとりに合わせたお手入れプランを自動作成
同製品には、暗い色に反応する光を用いてムダ毛ケアをする「IPL方式」を採用。肌の色が暗い人や日焼けしている人には使用できない場合もあるが、製品を使い始める前に自動で肌の色を診断し、製品との相性を教えてくれる「自動スキンテスト」があるため、安心して使用できるとする。
肌色と製品の相性が確認できたら、お手入れをしたい部位や自分の毛の状態、施術の方針をアプリで設定していく。するとサロンのエステティシャンのように、自分だけのお手入れプランを自動で作成。部位ごとに、どのくらいの頻度でお手入れをしたらよいかを提案してくれる。
高いパワー×スピーディーな照射。デリケートな部位には刺激レスな施術が可能
同製品では、業界最高峰にあたる6J/cm2のパワーを実現。週に1回、3週間の使用で、毛が目立たなくなる効果を実感できるとする。
また一般的に、パワーが強ければ強いほど照射スピードは遅くなるが、同製品は自動機器冷却システムを搭載。急速で機器をクールダウンすることによって、ハイパワーでありながらも早い照射を可能にした。これにより、最速で1秒に2回のスピード照射を実現。連射可能回数にも制限がないため、全身のお手入れが15分で完了するという。
高いパワーとスピード照射を特徴とする一方で、デリケートなVIOのお手入れにも安心して使用できる機能も搭載。80回/秒の速さで肌の色を読み取る「スキンプロセンサー」は、1照射ごとにパワーを10段階で自動調節し、VIOのお手入れを刺激レスにしてくれる。
またリアルタイムでお手入れの照射範囲情報を表示することが可能。自分の照射進捗がどれくらいかが分かるため、今までは手探りだった自宅でのお手入れが可視化されて便利になったとする。
そのほかお手入れする部位に合わせて、毎回おすすめのヘッドを提示する機能も備える。VIOのように照射してはいけない場所と照射していい場所が近い部位は、安全性のために細かく照射ができるコンパクトヘッド、おなかや背中のような広い部分には効率よく照射ができるワイドヘッドをおすすめされる。
お手入れの結果に応じてプランをアップデート。AIが学習する
施術後に、痛みを感じたかなどの簡単な質問に答えると、AIが学習してお手入れ内容をアップデート。回数を重ねると、現在の毛の密度に対する質問も出てくるようになる。毛が目立たなくなってきて、お手入れの頻度を減らしてもいいとAIが判断したら、元々のスケジュールを短く設定。もう少し続けたほうがいいと判断した場合には、頻度を上げたり、スケジュールを延ばすなど、ひとりひとりに合わせたプランをカスタマイズしてくれる。
本体サイズは70×50×185mm(幅×奥行き×高さ)、重量は295g。
型番は、付属品の内容に応じて計4種類をラインナップ。「PL7243」には通常ヘッド1個、コンパクトヘッド1個、ワイドヘッド1個、ヴィーナスカミソリ、プレミアムポーチ(ベージュ)が付属する。
「PL7263」には通常ヘッド1個、コンパクトヘッド1個、ワイドヘッド1個、ヴィーナスカミソリ、プレミアムポーチ(ボルドー)が付属する。
「PL7357」には通常ヘッド1個、コンパクトヘッド2個、ワイドヘッド1個、ヴィーナスカミソリ、プレミアムポーチ(ボルドー)が付属する。
「PL7387」には通常ヘッド1個、コンパクトヘッド2個、ワイドヘッド1個、ヴィーナスカミソリ、プレミアムケース(ベージュ)が付属する。
製品発表会には、美容家の瀬戸 麻実さんと、インフルエンサーの黒田 真友香さんが登壇。当日初めて製品を使用した黒田さんは「自身でのお手入れだと、この部分はこのパワーで合っているのかな? と半信半疑な部分もあったので、機械側で判断して教えてくれるというのは安心だなと思いました」とコメント。
瀬戸さんは、「サロンでは、今日は日焼けが酷いので施術を控えておきましょうとか、この部位はちょっと弱くしますねなどと、自分では分からないようなことを判断して施術してもらえるけど、自分で家庭用光美容器を使用する時は、どうしても手探りになってしまっていました」「サロンに行っているかのようなクオリティで、お家でケアできるっていうのは本当に画期的だと思いました」と自身の経験を交えつつコメントした。