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パナソニックが従来型HIDランプの受注を終了、LEDに代替へ

HIDランプ

パナソニック エレクトリックワークス社は、高圧ナトリウム灯やメタルハライドランプなどの高輝度放電灯(HIDランプ)の受注を、9月30日に終了したことを発表した。すでに受注済みの製品については2024年3月31日まで出荷を行なう。

同社は2018年3月31日にHIDランプ用照明器具およびHIDランプ用安定器の生産を終了したが、HIDランプ用照明器具が数多くの公共性の高い施設で採用されていたため、HIDランプの生産は継続してきた。しかしながら近年、市場規模縮小に伴い、HIDランプを構成する主要材料のサプライヤの事業撤退が相次ぎ生産継続が困難となったため、2022年3月にHIDランプの生産終了計画を発表した。

現在は、あらゆるタイプのHIDランプ用照明器具を代替できるよう、工場やスポーツ施設、街路灯などの照明分野において、幅広いLED照明器具の品ぞろえを展開している。今後は、現在現在HIDランプ用照明器具を使用している人々へ、LED照明へのリニューアル提案を行なっていくという。

HIDランプ用照明器具代替のLED照明の例。「LED高天井用照明器具 DNシリーズ」
LED投光器「グラウンドビームER」