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パナソニック、ボルトの締め過ぎ防いで作業効率高める充電インパクトドライバー

充電インパクトドライバー EYCP31

パナソニック エレクトリックワークス社は、トルク制御機能付きの充電インパクトドライバー「EYCP31」を5月に発売する。価格は87,450円。なお使用には同社製の電池パック「EYCB31」が必要で、価格は18,700円。電池パックや急速充電器とセット販売もしており、価格は140,800円。

トルク制御機能により、締めすぎを防ぐ充電式のインパクトドライバー。ボルトサイズ(M8/M10/M12)に合わせたトルク設定ができ、スタッド端子台のボルト締結作業の施工品質の向上と作業効率化に貢献するとする。

従来の充電工具では、電池残量の低下により出力トルクが変化したが、同製品は常に一定の打撃力を維持する打撃力一定機能と、電池電圧が大きく低下する前に電源を停止する電源自動停止機能を備えるため、電池残量に影響されず出力トルクを一定に保つことができるという。

フル充電時の作業量/スピードの目安は、M8のボルトで約1,100本/パック、約0.3秒/本。M10で約600本/パック、約0.6秒/本。M12で約260本/パック、約1.3秒/本。充電時間は、実用充電は約30分、フル充電は約35分(2Ah)。

本体サイズは約59×153×231mm(幅×奥行き×高さ)、電池パック「EYCB31」装着時は約75×153×231mm(同)。重さは約1.15kg(EYCB31 装着時)。

ボルトサイズに合わせてトルク設定できる

また、締付け忘れや、ボルトの緩みを目視で確認できるアタッチメント「インパクト用マーキング」も同日に発売する。「EYCP31」にワンタッチで装着できるため、ボルト締結作業後にスピーディーにマーキングが可能。

価格は、M8が28,050円、M10が29,150円、M12が30,250円。電池パックや急速充電器とインパクト用マーキング3種のセット販売もしており、価格は181,500円。

インパクト用マーキング M8
インパクト用マーキング M10
インパクト用マーキング M12