ニュース

ダイソンからハンドドライヤ―、10秒ですばやく手を乾かす

Dyson Airblade 9kJ

ダイソンは、HEPAフィルターを搭載したトイレ用ハンドドライヤー「Dyson Airblade 9kJ(ダイソン エアブレード 9kJ)」を発表した。オフィスや商業施設のトイレ向け製品で、価格はオープンプライス。

2つの吹き出し口から送風するハンドドライヤー。風がユーザーの手の輪郭に沿って流れることで短時間で乾かせる「Curved Blade(カーブド ブレード)」デザインが特徴。HEPAフィルターを搭載し、トイレの空気中に浮遊する微粒子を99.97%捕らえるという。

HEPAフィルターでトイレの空気中の微粒子を捕らえる
手に沿って風が流れる

内蔵の「ダイソン デジタルモーターV4」は毎分最大75,000回転し、最高で時速602kmのスピードで風を送る。1秒あたり20Lの空気を送るため、手を10秒で乾かせるという。

出力モードは、900Wの「強モード」と650Wの「エコモード」の2種。強モードは空港やスタジアムなど混雑する場所向けで、10秒で手を乾かせる。エコモードはオフィスやレストランなど比較的利用頻度の少ないトイレ向けで、手の乾燥にかかる時間は12秒。エコモードではエネルギー消費量や年間のランニングコストも抑えられるという。同モードの年間ランニングコストの目安は3,189円(1日200回利用した場合)。

強モードでは、10秒で手を乾かせる
設置場所にあわせて2種類のモードから設定できる

同社の従来のハンドドライヤーに比べて、静音性も高めた。連続気泡フォームと有孔ディスクで作られた消音装置により、気流がモーターを通過する際の騒音を低減する。モーター内部の空気流路も調整し、騒音の原因となる乱流が発生するの防ぐ。また、モーターをシリコンゴムの上に埋め込んだことで、騒音をさらに抑える。

本体サイズは450×100×500mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは4.5kg。5年間の部品保証が付帯する。