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東京ガス、世界最小の置きやすい家庭用燃料電池
2022年11月8日 07:30
東京ガスと京セラは、世界最小で最軽量の家庭用燃料電池「エネファームミニ」の新型モデルを2023年1月26日に発売する。燃料電池発電ユニットは京セラとダイニチ、パーパスで共同開発した。
燃料電池発電ユニット(貯湯タンク内蔵)の部品レイアウトや形状を見直し、現行機から17kg軽量化し、設置スペースを20%削減。今まではスペースが足りなかった場所にも設置できるようになった。設置工事やメンテナンスにかかる時間や人数も減り、作業効率が上がった。
主要部品を改良したことで定格発電効率と総合効率も向上。また、停電時発電継続機能を備え、停電時専用コンセントから家庭用冷蔵庫を使える。耐久性もアップし、発電ユニットの耐久年数は10年から12年になった。
熱源機の機種によっては、発電ユニットをそのまま組み合わせて使える。新しく熱源機を設置する必要がなく、手軽に導入できる。対象の熱源機は、パーパス、ノーリツ、リンナイ製熱源機のうち、接続確認が完了しているもの。
本体サイズ/重さは、燃料電池発電ユニットが800×350×690mm(幅×奥行き×高さ)/63kg、熱源機が480×250×750mm(同)/42kg。燃料電池形式は固体酸化物(SOFC)。定格発電出力は400W。定格発電効率は50%(LHV)。総合効率は85%(LHV)。貯湯タンク容量は20L。停電時出力は最大400W。保証期間は最大12年。