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リンナイ、食器を入れやすくした食洗機。家族構成に合わせてカゴを選べる

ビルトイン食器洗い乾燥機「405LP/GP」シリーズ

リンナイは、ビルトイン食器洗い乾燥機「405LP/GP」シリーズを12月1日に発売する。ミドルグレードモデルと省エネ機能搭載のハイグレードモデルをラインナップし、価格は順に191,400円、215,600円。

標準スライドオープンタイプのビルトイン食洗機。従来品から食器カゴのピン形状を改良し、ピンの高さを7mmから20mmまで延ばした。食器をしっかりと固定でき、直感的にセットできるようにした。ニオイ抑制のためにプラズマクラスター機能も搭載する。

ピン形状を変更
直感的に食器をセットできるようになった

食器カゴのタイプは2種類から選択可能。ピンの位置をスライドできる「おかってカゴ」と、一度に多くの食器を洗える「ぎっしりカゴ」を用意し、ミドル/ハイグレードモデルどちらもカゴを選べる。

「おかってカゴ」は、幅広の皿や長さのある食器を洗う際にピンの位置をスライド可能。オーバル皿や角皿、子供用ワンプレートなどの形状に合わせてピンの位置を決められる。また、大容量の小物入れが付属し、コンテナや調理道具も収まる。食器収納点数は30点で、約4人用。

「おかってカゴ」はピンの位置がスライドする
大きな食器もセットできる(画像左)

「ぎっしりカゴ」は食器をセットしやすい形状で、ぎっしりと詰めても洗えるという。ピンは固定で、スライド移動はできない。食器収納点数は40点で、約5人用。

「ぎっしりカゴ」は40点の食器を洗える

洗浄モードは、標準、少量(ミドルタイプのみ)、洗浄のみ、重曹、念入り、夜エコ、クリーンキープ、乾燥、庫内洗浄。「洗浄のみ」モードは約20分で洗浄とすすぎのみ行なうコース。食事中に調理器具を先に洗浄でき、食後の洗い物を軽減できる。

前パネルは従来品より薄型化し、扉材との段差を軽減した。パネルシートにはステンレス材、水槽にはダークグレーカラー、上面操作ボタンや前パネルのインジケーターランプには白色LEDを採用し、幅広いスタイルのキッチンに溶け込むデザインにした。

キッチンに溶け込むデザインを採用

ハイグレードモデルには省エネ機能「エコギア」を搭載した。庫内温度センサーと排気温度センサーで庫内の食器量や排気温度をチェックし、食器量にあわせてすすぎ回数や乾燥時のヒーターを制御する。水道使用量を最大で約24%、電気使用量を最大6%抑えられるという。

ハイグレードモデルには2つのセンサーを搭載

本体サイズは448×450×616.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは19kg。設置幅は45cm。庫内容積は42L。標準使用水量は約9L(エコギア時約7L)。タイマーは1~6時間。運転時間は給湯温度60℃で約121分、給湯温度20℃で約143分。運転音は40/42dB(50/60Hz)。最大消費電力は665×685W(50/0Hz)。