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パナソニック、10月より電池や懐中電灯など値上げ

電池や電池を使う製品の価格を改定

パナソニックは2022年8月から家電の出荷価格を順次改定している。10月は乾電池や充電池、電池を使う懐中電灯といった製品を全品番で値上げする。8~9月改定分も含めた家電の価格改定率は約2~45%増。

原価高騰や半導体などの部品不足に伴う調達費用の増加、為替変動を理由に値上げに踏み切った。8月は冷蔵庫や食器洗い乾燥機、9月はドライヤーやブルーレイディスクプレーヤーなどの価格を引き上げてきた。

10月は、乾電池やマイクロ電池、リチウム電池、充電池・充電器を値上げする。同社は、長時間使用できるアルカリ乾電池「エボルタNEO」シリーズや、充電池「エネループ」シリーズを展開している。

また、懐中電灯や乾電池式モバイルバッテリーなど電池応用商品も価格改定の対象となる。電池応用商品の一例として、災害時に懐中電灯になる「でかランタン」や、球状のデザインが特徴の「球ランタン」、夜道で手元や足元を照らせるハンズフリーライトを販売している。

アルカリ乾電池「エボルタNEO」
充電池「エネループ」「充電式エボルタ」
災害時に懐中電灯として使える「でかランタン」

電池以外では、テレビドアホンやデジタルコードレス電話機、食器洗い乾燥機の部品、紙パック式掃除機などの一部製品の価格を10月に改定する。