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電動アシスト自転車の販売数は過去5年で最大に。ミニベロが大幅増
2022年5月11日 16:05
GfK Japanは、全国のスーパー、ホームセンターおよび家電量販店における電動アシスト自転車の販売動向を発表。2021年度の電動アシスト自転車の販売は台数、金額ともに前年を上回り、なかでも容量16Ah以上のバッテリーを搭載した製品の構成比が拡大し、32%を占めたという。
2021年度の電動アシスト自転車販売台数は、前年比4%増で、直近5年間で最も多い結果に。関東・甲信越では同7%増、東海・北陸では同5%増。一方、北海道・東北では同5%減となった。
自転車のタイプ別では、通勤/通学/買物などの普段使いを主目的として設計された、最も販売台数の多いホーム車が前年比5%減、構成比は前年度より4%縮小した75%。
タイヤサイズ20インチ以下のミニサイクルは販売台数が前年比25%増、スタイリッシュデザインのシティ車は同38%増と伸長。その結果、構成比はそれぞれ2%増加し、ミニサイクル10%、シティ車8%となった。
電動アシスト自転車の平均価格は上昇傾向にあり、2021年度の税別平均価格は100,001円と前年度から1%上昇。特にホーム車、ミニサイクルの価格が上昇しており、ホーム車は104,177円、ミニサイクルは92,450円とそれぞれ前年度から2%上昇した結果、販売金額は前年比5%増と堅調に推移した。
2021年度の傾向としてバッテリーの大容量化が見られた。特に16Ahのバッテリーを搭載した製品が拡大しており、台数は前年比19%増、構成比は前年度から5%拡大した32%。なかでもシティ車が伸長し、前年比67%増に達した。
一方で、12～15.9Ahの中で最も販売規模の大きい12.3Ahは台数前年比19%減と大きく減少。構成比は前年度から4%縮小し16%となった。特にシティ車が減少しており、台数前年比51%減と半減した。
