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東芝、水と衣類を温めて洗浄効果を高める縦型洗濯乾燥機
2020年7月24日 07:00
東芝ライフスタイルは、「温か洗いコース」搭載の縦型洗濯乾燥機「ZABOON(ザブーン)」を7月に発売する。洗濯/乾燥容量が10/5kgの「AW-10SV9」、同9/5kgの「AW-9SV9」をラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に208,000円、198,000円。
ナノサイズの泡により洗浄効果を高める「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」採用の縦型洗濯乾燥機。衣類と水を温めて洗う「温か洗いコース」では、繊維の奥に入り込んだ頑固な汚れもきれいに落とせるという。
洗浄成分を吸着したウルトラファインバブルが、繊維のすき間に浸透し、繊維の奥まで洗浄成分を届ける。黄ばみの原因となる繊維の奥の皮脂汚れもしっかり落とせるため、衣類の白さを保てるとする。
「温か洗いコース」は、衣類とウルトラファインバブルの洗浄液を温風で温めることにより、洗剤の効果を高めるという。汚れ具合に応じて、つけおき時間を設定可能。衣替え前の衣類を温かい洗浄液でつけおきすることで、蓄積した皮脂汚れを落とし、黄ばみを防ぐとしている。
「おしゃれ着コース」では、衣類をおしゃれ着トレーに乗せて洗浄する。パルセーターに衣類が当たらないため、傷みや型くずれを抑えながら強い水流で押し洗いできるという。
すすぎ工程にもウルトラファインバブルを採用。繊維に残った洗浄成分をウルトラファインバブルが吸着するため、すすぎの回数や水の量を増やさなくても、しっかりすすぐことができるという。
脱水工程では、最後にパルセーターを細かく動かし、洗濯槽から衣類をはがしてほぐすことで、洗濯後の衣類を取り出しやすくする。
このほか、毛布などの大物も出し入れしやすいワイド投入口や、洗濯槽の奥に手が届く広くて浅い洗濯槽など、使いやすさにこだわったとしている。
いずれも本体サイズは、614×628×1,048mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約52kg。洗濯~乾燥時の目安時間は約227分で、標準使用水量は約92L。本体カラーは、AW-10SV9がグレインブラウン/グランホワイト、AW-9SV9がグランホワイト。