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サーモス、マイボトルで量り売りのテイクアウトコーヒー店オープン。サブスクも

「THERMOS COFFEE TO GO」OOTEMORI

サーモスは、マイボトル持ち込み型のテイクアウト専門コーヒーショップ「THERMOS COFFEE TO GO(サーモス コーヒー トゥ ゴー)」6月29日より順次オープンする。第1号店は6月29日に東京・西新橋スクエア、第2号店は大手町OOTEMORIで7月10日に開業する。

「THERMOS COFFEE TO GO」
西新橋スクエアの店舗

これまでも製品を通じてマイボトルを使ったライフスタイルを提案してきたサーモスが新たに展開する、テイクアウト専門のコーヒーショップ。

注文は基本的にマイボトルの使用を推奨。テイクアウト容器にマイボトルを使用することで、コーヒーの飲み頃温度が長持ちするほか、使い捨て容器の排出量削減を図る。さらに、飲みたい量だけ買える量り売りを導入するのも特徴。

店内ではオリジナルタンブラーを販売。店頭限定の「JOE-360」(360ml)は3,300円で、カラーはパールホワイト、ブロンズ、クールグレーの3色、「JOE-480」(480ml)は3,850円で、ブロンズとクールグレー。なお、ドリンクの購入にはサーモス製以外のマイボトルも利用できる。

左が「JOE-360」(360ml)、右が「JOE-480」(480ml)

また、要望する人にはテイクアウト用カップを有料(300ml/50円)で用意。このカップは森林認証制度のFSC認証、フタも生分解性100%のユーカリパルプを使用して環境に配慮。カップ1つにつき20円が世界自然保護基金(WWFジャパン)の自然保護活動のために使われる。

販売されるコーヒーは、長時間保温による味の劣化を抑えて本来の香りと甘味を最大限に引き出すため、豆の選定から焙煎方法、挽き方、淹れ方の細部までこだわったという。メニュー構成は2種類のオリジナルブレンドに加え、単一生産国の豆を使用し産地ごとの個性豊かな味わいが楽しめるシングルオリジンを用意する。抽出はマシンではなく、専任のスタッフがハンドドリップする。

ドリンクは全て200mlからの注文可能。それ以上は100ml単位の量り売り制を導入。飲みたい量だけ無駄なく購入できる。

サブスクリプション(定額)サービスも導入し、通勤時など毎日の利用にも対応する。料金は1回/1日の場合3,500円から。注文可能なメニューや、注文回数に応じて料金が異なる。

【メニューの一例】
フローラル(Hot) 花のような華やかな香りと甘酸っぱさを感じる、優しい後味のコーヒー 150円/100ml
バタリー(Hot/Ice) 香ばしくバターのようなまったりとしたコク、キレの良い苦味のコーヒー 150円/100ml
シングルオリジン(Hot/Ice) 200/100ml
カフェオレ(Hot/Ice) 200円/100ml
ウィンナーコーヒー(Hot/Ice)牛乳/無脂肪牛乳/豆乳 200円/100ml
アールグレイ(Hot/Ice) 150円/100ml
オレンジジュース 150円/100ml
抹茶ミルク 200円/100ml
バニラミルク 200円/100ml
チョコレートミルク 200円/100ml