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エボルタNEOくんが灼熱のお台場でトライアスロン! 東京オリンピック会場で走破なるか
2019年8月8日 13:09
パナソニックが乾電池「エボルタ」の実力を示すために、2008年から実施している「エボルタチャレンジ」が、2019年8月7日に開催された。今回のチャレンジはスイム、バイク、ランの3つの競技でゴールを目指す「エボルタNEOトライアスロン」だ。
同社が公式スポンサーを務める東京オリンピック・パラリンピックまであと1年を切ったということもあり、東京2020大会で実際にトライアスロンの競技会場となる、お台場を舞台にチャレンジが行なわれた。
正午にお台場海浜公園の海をスタートしたエボルタNEOくんは、スイム150m、バイク4km、ラン1kmの合計5.15kmを走破。目標タイムが1時間45分1秒以内だったのに対し、1時間26分40秒の好タイムでゴールした。
チャレンジ当日は好天に恵まれ、気温は35℃を記録。路面温度は60℃を想定していたとのことだったが、実際には70℃に達するという過酷な環境の下、大きなトラブルもなく無事にゴールまでたどり着くことができた。
元トライアスロン日本代表選手からメダル授与、エボルタNEOくんの走りについて解説も
パナソニック コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長・河野 明氏は「灼熱のお台場で応援いただいた方、映像をご覧になって応援いただいた方、ありがとうございました」とあいさつしつつ、このチャレンジ自体がかなり綱渡りだったことを明かした。
「2008年に始まったエボルタチャレンジ、そしてエボルタNEOのチャレンジは、電池としてのエボルタの力を皆様に知っていただくことが目的ではありますが、挑戦し続けるということがこのイベントの本当のコンセプトです。
2月くらいからこの企画がスタートしましたが、最終的にこの会場を借りられることになったのはほんの数週間前でした。ここは来週から国際トライアスロン連合が開催するオリンピック前のプレイベント会場を使わせていただいていますが、港区の皆様や港湾局の皆様方にもご許可いただいてやっとギリギリ間に合いました」(河野本部長)
また、今回のチャレンジはニコニコ生放送や、YouTubeパナソニック公式チャンネルで中継されたが、その解説は元トライアスロン日本代表・田山 寛豪氏が担当。ゴール後には、特製のメダルを田山氏がエボルタNEOくんに授与した。
田山氏はエボルタNEOくんの走りについて、以下のようにコメント。
「スイムから上がったときに予定通りだなと思いましたが。バイクでは結構転んだのですごく心配しました。しかし後半の走りと開発した高橋さんのペース配分がすごくよかったと思います。スイム、バイクをやった後の走りじゃなかったです。いいものを見せていただきました。日本のトライアスロン選手もこれを見て、お前ら諦めるな、あと1年あるぞ、頑張れと私は伝えたいと思います」
2008年のエボルタチャレンジ開始時からエボルタくん、エボルタNEOくんの開発を担当してきたロボットクリエーター・高橋 智隆氏が今回も開発を担当し、エボルタNEOくんの伴走者も務めた。
「エボルタチャレンジを当初から一緒にやっている10年来の信頼おける仲間達と侃々諤々しながら、ギリギリのところで開発を続けて、無事にこの大きな目標を達成できました。また絆が深まり、より困難なチャレンジをしたくなってしまうという感じでこの10年(以上)やってきました。
偶然居合わせた人もそのまましばらくついて応援してくれるなど、皆さんから愛されるチャレンジになり、本当にありがとうございました。この疲れを取った後に、さらなる大きな夢、チャレンジをみんなと一緒に考えていきたいので今後とも応援よろしくお願いいたします」(高橋氏)