ニュース
炭酸水は自宅で作る時代? ソーダストリームが新モデル発表会「生麦・生米・生炭酸2019」
2019年5月17日 13:38
ソーダストリームは、ボタンを押すだけで炭酸の強さを3段階から選べる、全自動の炭酸水メーカー「ソーダストリーム スピリット ワンタッチ スターターキット」を、5月16日に発売した。価格は19,000円(税抜)。同日には、発売記念イベント「生麦・生米・生炭酸2019」も開催され、アンジャッシュの渡部 建さんとタレントの菊池 亜美さんが登壇した。
付属のガスシリンダーと、水道水を入れたボトルをセットするだけで使える炭酸水メーカー。新モデルは、電源利用で手軽に操作できる点が特徴。手頃な「スピリット」シリーズに位置づけられる。従来モデルは電源不要で、ボタンを押した時間の長さで炭酸の強さを設定する点が特徴だった。
新モデル「スピリット ワンタッチ」は全自動になり、上部のボタンをワンタッチするだけで炭酸の強度を「強/中/弱」の3段階に設定できる。手軽にボトルを装着できる「スナップロック」を採用し、初めてでも簡単に使えるという。
専用ガスシリンダー1本で作れる炭酸水の量は約60L。交換用シリンダーは1本2,160円(税込)で販売されており、水道代を除けば、500ml分の炭酸水が約18円で作れるとする。
本体サイズは、130×185×420mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1,492g。電源アダプター、ガスシリンダー60L用、専用ボトル(1L)が付属する。カラーはホワイト、ブラックの2色。
また同社は、無糖の炭酸水だけでなく、香りや味わいを変えられる「ウォータードロップ」をも展開しており、フレーバー炭酸水作りも可能。フレーバーは「オレンジ/レモン/ライム」の3種類で、できあがった炭酸水に1滴加えるだけでフレーバー炭酸水が楽しめる。
発売記念イベント「生麦・生米・生炭酸2019」
発売記念イベント「生麦・生米・生炭酸2019」に登壇した、ブランドアンバサダーであるアンジャッシュの渡部 建さんと、炭酸水ユーザーであるタレントの菊池 亜美さんは、実際に「ソーダストリーム スピリット ワンタッチ」を使って炭酸水作りをし、それぞれハイボールやフレーバー炭酸水を楽しんだ。
渡部さんは「新モデルの良いところはやはりボタン1つで炭酸の強度を設定できることですね。ハイボールならやはり強炭酸でしょう」と話し、一番強いレベルで炭酸水を作った。
フレーバー炭酸水を飲んだ菊池さんは、「やっぱり作りたてが美味しいですね。炭酸が新鮮で、刺激がしっかりきます」とコメント。
海洋プラスチック問題の解決に炭酸水メーカーで貢献、環境副大臣が登壇
また会場では和太鼓のパフォーマンスや本マグロの解体ショーも行なわれた。本マグロの解体途中では、ステージに上がっていたブランドキャラクターであるロボットのCAIBA(カイバ)が「ちょっと待ったーーーーー!」と、いきなり喋り出した。
「今解体されているマグロは美味しく食べれるけど、みんなは魚に影響を及ぼすマイクロプラスチックについて知っているかい」(CAIBA)
マイクロプラスチックとは、ペットボトルなどのプラスチックごみが海に流出し、紫外線や波によって5mm以下の破片になったもののことを言う。破片になったプラスチックを海に生息する魚が食べてしまうことがあり、魚のお腹にはマイクロプラスチックが入っていることも多くあるという。
こうした海洋プラスチック問題について、ソーダストリーム 代表 ダニエル・バーンバウム氏は、以下のように言及。
「海へのプラスチック流出は、世界で年間1,000万トンと言われています。日本はペットボトルの回収率が90%以上と世界でも高い国ですが、私達はペットボトルの生産数を減らしたいと考えています。炭酸水メーカーを使うことで、まずはペットボトルの炭酸水を買わないという選択が増えたらと思います」