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富士通から通訳デバイス「arrows hello」、2万9800円
2019年5月13日 18:44
富士通コネクテッドテクノロジーズは、マルチ言語翻訳機「arrows hello(アローズ ハロー)AT01」を23日に発売する。オープンプライスだが、2万9800円程度になる見込み。
3インチの液晶ディスプレイを備え、重さは約101g。ポケットに収まるサイズ感で、旅行先などでも持ち運びやすいサイズに仕上げられた。双方向翻訳は、側面のキーを押しながら話すと音声が認識される仕組み。たとえば画面上部に設定した言語を話す場合、側面のキーのうち、上側のキーを押しながら話す。画面下部の言語は側面下側のキーを押しながら話す。
Wi-Fi経由で28言語、オフラインでは3言語(日本語、英語、中国語)を双方向で翻訳できる。SIMは非対応。
カメラを搭載しており、撮影した写真の中の文字を読み取って訳す「カメラ翻訳」が利用できる。
翻訳エンジンは、中国NetEaseの子会社であるyoudao(ユー・ダウ)の製品を採用。富士通コネクテッドテクノロジーズによれば、ハードウェアも含めOEM製品とのことだが、商品企画や設計などでarrowsのDNAが取り入れられているという。