ニュース
タンク容量2倍なのに軽々使える! パナの衣類スチーマーがさらなる進化!
2019年3月25日 06:00
パナソニックは、4月20日に発売予定の衣類スチーマーの新モデル「NI-FS750」のメディア向け体験会を開催した。会場には、実演販売士のレジェンド松下さんが登壇。衣類スチーマーの魅力や使用時のコツなどを紹介した。
ハンガーに掛けたまま衣類のシワ伸ばしができる衣類スチーマーは、同社が2013年に発売して以降、市場は毎年右肩上がり成長しているという。2018年7月には、同社モデルの累計販売台数が200万台を突破。購入者への意識調査では、衣類のシワ取り家事が以前より「楽になった」と回答した人が5割以上、「好きになった」と回答した人が3割以上と、ポジティブな意見が多かったという。
新モデル「NI-FS750」は、タンク容量が100mlと従来の2倍になった点が特徴。2013年の発売以降、初の大きなモデルチェンジとなる。連続スチーム時間も約4分から約8分にアップし、注水の手間を低減した。スチーム量は平均約11g/分。
本体サイズをあまり変えずに、容量アップ、腕への負担を軽減する低重心設計
パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部 アイロン商品担当・巽 敦子氏は、新モデルの容量アップについて次のように語った。
「衣類スチーマーは発売以降、ユーザーに大変満足して使ってもらっていますが、水の容量に関しては不満と回答する人が多くいました。タンク容量が50mlのため、半数近い人が継ぎ足して使っていることがわかりました。そこで今回、内部の機構を見直したことで、本体サイズの大きさをあまり変えずにタンク容量2倍を実現しました」
本体内部のポンプや給水チューブの配置を変えることで、大きさをあまり変えずにタンク容量を2倍にできたという。また、腕への負担を抑えるために、重心の位置を本体の中心にした低重心設計を新たに採用。サイズは、従来より高さを2cmカットしながら、幅と奥行きは1cmアップに留めた。
実際にタンク容量50mlモデルと100mlモデルを持ち比べてみたが、体感重量は変わらない。縦・横さまざまな方向に動かしても腕への負担はなかった。
実演販売士・レジェンド松下さんが登場、パナソニックの衣類スチーマーが優れている理由
会場には、実演販売士のレジェンド松下さんが登場。衣類スチーマーを使った実演を行なった。松下さんは衣類スチーマーの魅力について、以下のようにコメントした。
「とにかく操作がラクなことですね。運転モードが1つなので、スイッチを入れてスチームショットを押すだけで使えるシンプルさがポイントです。ちなみにパナソニックの衣類スチーマーのアイロン面は中温に設定されているので、普段アイロンを掛けない人でも、素材を気にせず簡単に使えます。ポリエステルや綿素材はスチームを当てるだけですし、ベルベットやカシミアなど明らかに繊細そうな素材は衣類から離して使えば大丈夫です。
立ち上がりが24秒とスピーディーなのも気に入っています。これまで使ったことのあるスチーマーだと立ち上がりに1分半とか掛かるものもありましたが、遅いとだんだん使用頻度が下がりますよね。けれどパナソニックさんのは本当に早く、こうして喋ってる間にもうスチームの準備ができちゃいました」
また、シワ伸ばしのコツについては、ササッとすべらせるのではなく3秒くらいゆっくりと当てながら動かすことだという。「スピーディーにすべらせたくなると思うのですが、ゆっくり当てるとよりしっかりシワが伸ばせます。これなら袖も1ストロークでキレイになりますよ」
松下さんから聞いたコツのとおりにシワ伸ばしをしてみると、確かにワンストロークで袖のシワを伸ばせた。スルッと衣類のシワを伸ばせるのが気持ちよく、そのままシャツ全体にスチームを当てたが、タンクにはまだ水が残っていた。
部屋干し臭にも効果を実証、ジャケットの内側の汗臭にも
このほか、脱臭効果の比較実験も行なわれた。同社によると、タバコ臭、汗臭のほか、今回新たに衣類についた「生乾き臭」と「ペット臭」の脱臭効果が実証されたという。
実験では、薬剤を染み込ませて部屋干し臭を再現した布に、衣類スチーマーを当てて、使用前/後のニオイを比較。衣類スチーマー使用前の布は、鼻にツンと来るニオイでちょっと嗅いだだけでも嫌になるニオイだった。一方、衣類スチーマーを約30秒当てた後の布は、スチームのニオイしかせず、薬剤のニオイは一切しなかった。
脱臭効果について松下さんは、「我が家もよく部屋干しをするのでニオイが付いてしまうのですが、衣類スチーマーは本当にニオイが消えます。焼き肉に行った後のジャケットの脱臭にも使えますし、夏はジャケットの内側に衣類スチーマーを当てて汗臭を取るのにもオススメです」と述べた。
衣類スチーマー NI-FS750の発売は4月20日を予定しており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は14,000円前後(税抜)。
本体サイズは、約80×160×130mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約740g。消費電力は950W。カラーはピンクゴールドとシルバー調。